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今回開発された「Lipii」は、パソコンを操作できる携帯電話向けリモコンアプリ。同様の機能を備えた多機能リモコン「PA-301」が既に発売されている。赤外線経由で通信し、USBポートには専用の赤外線受光装置を装着する。アプリには、数字を入力するモードや、文字を入力するモードなど5つの操作モードが用意されており、ニュースや気象情報などのパソコン向けコンテンツがプリセットされたモードも利用できる。 同社では20日、都内で記者説明会を開催。プレゼンテーションを行なった同社 代表取締役社長の安達寛高氏は「インターネットの普及が加速し、家庭内には今後液晶テレビが行き渡っていく。パソコンと液晶テレビが連携する中で、どのようなユーザーインターフェイスを提案するか、それが今回の製品になる。パソコンで気象情報を見たいときは、ポータルサイトにアクセスし、その中から“天気”というリンクをクリックする形になる。しかし、一番良いのは“天気”というボタンを押すと天気情報サイトが表示されるという形」と説明し、高齢者や子供にもスムーズに操作できることを目指して、開発したという。 既にマウスコンピュータなど一部の企業との協力関係も築きつつあるとのことで、同社ではパソコンメーカー向けに「Lipii」を提供していきたい考え。また、パソコン向けコンテンツへの誘導も手軽に行なえるため、そういった事業者への提供も行なっていきたいという。
このほか、ゆめみ取締役会長の片岡俊行氏も登場し、ゆめみが近日発表するというRSS活用の新アプリ「Sweet」で「Lipii」との連携機能を提供することも明らかにされた。
■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.quixun.co.jp/press2/050706.htm （関口 聖） 2005/07/20 16:32 | ||||||||||||||||||
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