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ドコモ調査、首都圏小・中学生の4人に1人がケータイ所有

 NTTドコモは、首都圏30km以内に住む小学5年生~中学2年生の男女600名(各学年150名)に携帯電話に関する面談調査を行ない、調査結果をレポートした。調査時期は2000年12月29日から、2001年1月10日まで。

 ドコモのレポートによれば、ケータイ(携帯電話・PHS)を持つ小・中学生は600人中147人(男子21%、女子28%)で、約4人に1人。小学生では19%が、中学生では30%が所有している。小学生・中学生とも、男子より女子の所有率が上回り、この傾向は高学年ほど高くなっている。

 通学時間との関係では、通学時間が10分未満では所有率17%なのに対して、通学時間が30分以上では所有率が倍近い33%。通学時間が長くなるほど、ケータイの必要性が増すという結果となった。またケータイを持つようになった理由は、「自分で必要になった」が47.6%、「親に持たされた」が41.5%。ただし、中学生では「自分で必要になった」が57%と過半数を占め、本人の積極的な意思で持つ傾向が強くなる。

 携帯電話を持つ小・中学生のうち、「ケータイが絶対に必要」「絶対に必要ではないが持っていたい」を合わせると91.2%となり、いったん持つと手放せなくなることがわかる。ケータイの利便性や必要性の理由としては、ケータイを持っている小・中学生では、「どこにいてもその場で電話ができるから」がトップで、続いて「緊急のときに役に立つ」を68%、「メールのやりとりができる」を48%が挙げている。これは持っていない小・中学生でもほぼ同じ傾向が見られ、「どこでも電話がかけられる」「緊急連絡」「メール」の需要が高い。

 毎月の電話代は平均3700円で、男子が4100円、女子が3300円。ただし週平均の通話時間では、女子は男子の倍程度となっており、女子は料金を考えて賢く使っている傾向が伺われる。

 なお、ドコモでは2月22日よりジュニア向けホームページ「DoCoMo SPACE STATION for Kids」を開設。子供にもわかりやすく、携帯電話・PHSの仕組みやドコモの行なっている活動などを紹介している。



URL
  NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/
  DoCoMo SPACE STATION for Kids
  http://www.nttdocomo.co.jp/kids/index.html


(工藤 ひろえ)
2001/03/06 13:53

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