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M1000を利用したビジネス向けソリューション
スマートビジネスキットのトップページ
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、NTTレゾナントと連携しビジネスFOMA「M1000」を利用したビジネス向けソリューション「スマートビジネスキット」を提供する。7月よりトライアルが開始され、9月を目処に商用サービスを開始する予定。
今回開始される「スマートビジネスキット」は、M1000を利用して企業内のLANと連携したり、オフィスとモバイル環境での会議やコミュニケーションを提供したりするビジネス向けソリューション。企業で利用しているグループウェアとの連携や、Webメールの提供、M1000で動作するSIPフォンなどの開発に加え、NTT Comが提供している「モバイルコネクト」のセキュリティ機能やNTTレゾナントが提供しているポータルサイト「goo」のコンテンツなどがパッケージサービスとして提供される。
トライアル段階で提供される機能は、遠隔ロック・データ削除機能、会社宛アドレスをWebメールで閲覧できるメール連携機能、社内のグループウェアにアクセスできるコンテンツ連携機能、M1000にインストールして利用するランチャー、gooと連携したポータル機能など。
gooとの連携については、「スマートビジネスキット」専用のポータルサイト「goo for SmartPhone」が提供される。同サイトはM1000などに最適化された軽量なトップページを採用し、さまざまなコンテンツを掲載。トップページにはユーザー企業のコンテンツを掲載できるほか、検索やニュース、ビジネスに役立つコラムを掲載したブログなどが提供され、8月からは天気や地図、辞書、ビジネス情報といったコンテンツも追加される。
このほか、商用サービスで提供が検討されている機能としては、業務アプリケーションとの連携やリモートアクセス機能、映像・音声によるコミュニケーション機能、GPSや地図機能との連携、gooのグループウェアである「ビジネスgoo」との連携などが挙げられている。
7日に行なわれた記者向けの発表会では、NTT Com プラットフォームサービス部 プラットフォームビジネス部門長の笠原 久嗣氏が、「現段階では商用フェーズではないが、顧客のニーズを見極めた上で商用サービス開始に向けて開発を進めていきたい」とトライアルの実施に向けて意気込みを述べた。
詳細な利用料金はまだ案内されていないが、初期登録費用が1企業あたり2万円、利用料が1ユーザーあたり月額600円程度になる見込みという。また、企業内の部署単位でも導入が可能とのこと。
goo for SmartPhoneのトップページ
グループウェアとの連携も可能
トライアルで提供されるランチャーの画面。画面左下にあるアイコンなどでプライベート、ビジネスの使い分けが可能
スマートビジネスキット概要
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URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0007/0707.html
(太田 亮三)
2005/07/07 17:46
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