カシオが、iモード・cdmaOne端末へ直接画像が転送できる機能を備えた211万画素CCD搭載デジタルカメラ「QV-2300UX」および「QV-2800UX」の2機種を発表。光学3倍ズームの「QV-2300UX」は7月19日に6万5000円で、光学8倍ズームの「QV-2800UX」は9月下旬に7万8000円で販売開始する。
ズームは4倍デジタルズーム併用で「QV-2300UX」が最大12倍、「QV-2800UX」が最大32倍。出力画素数は1600×1200ピクセルで、記録媒体はコンパクトフラッシュ、およびIBMのマイクロドライブ1GB/512MBにも対応。
両機種のおもな特長は、270°回転可能なレンズ、動画撮影対応(AVI)、撮りたいシチュエーションに応じて選択できる28種類の撮影設定データなど。また、オプションでPCに接続すれば、標準添付のソフト「Photo Loader」で画像を自動的に転送できる。
また、後日発売予定のiモード・D502i専用オプションケーブル「QM-2D(3800円)」により、携帯端末へ画像を直接転送することができる。転送される画像は96×72ピクセルで、256色。待受画面に設定すると中央に表示され、上下に黒帯が付加される。cdmaOne・C309Hへの対応も決定しており、専用オプションケーブル「QM-1C(3800円)」の発売も予定している。
電源は単3電池4本で、アルカリ乾電池使用の場合、連続再生なら約180分、連続撮影なら約600枚が撮影可能。サイズ・重さは「QV-2300UX」が118×67×54mmで245g、「QV-2800UX」が121×80.5×66mmで295g。
カシオは、初心者でも手軽な操作で本格的な撮影が楽しめる機種として、デジタルカメラ初心者にもアピールすることで、さらなるマーケットの拡大を図りたいとしている。
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■URL
・ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/productnews/qv_2300ux_2800ux.html
(松下 麻利)
2000/06/22 15:55
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