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KDDI、「EV-DO Rev.A」を2006年導入~固定網との融合も
KDDIは、auのCDMA 1X WINで使用されているCDMA2000 1xEV-DO方式を機能拡張した新たな通信方式「CDMA2000 1xEV-DO Rev.A」を2006年中に展開すると発表した。また同社は、あわせて次世代のCDMA2000方式開発に向けて世界各国の携帯事業者と規格策定に向けて合意に達し、固定網と携帯電話の融合を図った新たなネットワーク「ウルトラ3G」の構築を進めていくことも発表した。
現在、auのCDMA 1X WINでは、下り最大2.4Mbpsという通信速度を実現するCDMA2000 1xEV-DO方式が採用されている。かねてより同社では、次世代の通信方式として「CDMA2000 1xEV-DO Rev.A」を導入していく意向を明らかにしていたが、今回改めて2006年中に導入するというスケジュールが定まったことになる。
「CDMA2000 1xEV-DO Rev.A」の導入により、同社では下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsという通信速度が実現する。KDDI執行役員の高橋誠氏は、6月初旬に米国で開催された「BREW 2005 Conference」での講演において、「Rev.Aの導入はドコモとの競争において重要」と語っており、auのサービスにおいて通信料の値下げや新たなサービスの登場が期待される。
また同社では、5月16日~20日に米国で開催された3GPP2の会合において、次世代のCDMA2000方式開発に向けて世界各国の携帯事業者と規格策定に向けて合意に達したと発表。3GPP2では、新たなCDMA2000方式の標準規格を「Enhanced cdma2000」と呼称し、下り100Mbps~1Gbps、上り50Mbpsという通信速度を実現する標準規格を策定していく。同規格では、VoIPへの対応や周波数の利用効率の向上、現行のCDMAシステムとの互換性を保つことなどを実現していくという。新規格は2007年中の完成を目標としている。
KDDIでは「Enhanced cdma 2000」を導入する意向で、携帯電話と、固定網のADSLやFTTH、無線LANなどのとの融合を図った新たなネットワーク網「ウルトラ3G」の構築を2007年頃を目処に開始する。
同ネットワークでは、IMS(IP Multimedia Subsystem)/MMD(MultiMedia Domain)といった3G向けIP通信基盤に準拠する形となり、固定電話と携帯電話の区別を意識させないデータ通信サービスやマルチメディアサービスの構築が図られるという。
「ウルトラ3G」のネットワークイメージ
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URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0615/
(関口 聖)
2005/06/15 13:54
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