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NTTドコモは、埼玉県蕨市にあるドコモショップ蕨東口店において、契約申込書などの控え51件、62名分を紛失したと発表した。現在、紛失した情報の不正利用などは確認されていないとしているが、6月14日現在も紛失した契約申込書などは発見されていないという。同社広報部では「あくまで想定だが、誤って廃棄した可能性が高いのではないか」としている。 紛失したのは、5月29日から6月1日の期間に、ドコモショップ蕨東口店にて新規契約、名義変更を申込んだユーザーの、契約申込書などの控え。記載されていた内容は、契約の携帯電話番号、契約者名、住所、連絡先電話番号。同社では、該当するユーザーに対して個別に連絡、事情を説明して謝罪している。 契約申込書の紛失は、6月3日に明らかになった。ドコモショップ蕨東口店のオフィス内において、契約申込書などの控えが行方不明になっていることが判明。オフィス内や廃棄委託先など想定される場所を捜査したが、6月14日現在も発見できていないという。同店は、6月10日に蕨警察署に紛失届を提出している。 同社では今後、契約申込書控えなどを保管する書庫の分離や、鍵の管理の徹底など、各店舗における作業工程の検証、チェック体制の強化を実施するとしている。なお、同社では代理店において顧客情報管理システムに直接申込受付を登録するシステムを順次導入している最中だが、新規契約、名義変更についてはまだ同システムが導入されていない。同社では今秋を目処に、新規契約、名義変更についてもペーパーレス化を導入する計画。 ■ ＵＲＬ お知らせ http://www.nttdocomo.co.jp/info/customer/caution/200561400.html （太田 亮三） 2005/06/14 14:21 | ||||||
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