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矢野経済研究所は、CCDおよびCMOSの世界市場に関する分析レポートを発表、販売を開始した。価格は15万7,500円。 今回発表されたレポートは、矢野経済研究所がCCDカメラメーカーなどに対して2004年12月～2005年4月にかけて行なった取材・調査を元にしたもの。それによれば、世界のCCD/CMOS市場における総出荷台数は、3億961万台に達したとのことで、内訳を見ると、CMOSが1億8,560万台、CCDが1億2,401万台となり、CMOSがCCDを逆転している。さらに2005年の市場予測として、CCDが40.4％、CMOSが59.6％の割合になるとしている。 同社によれば、CMOSセンサーの出荷台数は、2003年には4,400万台だったが、2005年には1億8,000万台に達する見込みとのことで、成長要因としてカメラ付き携帯電話の存在が最も大きいと分析している。 今後の需要予測では、車載用カメラが成長株として期待されているとしており、2010年に向けて、車載カメラ・車載画像処理の技術がカーエレクトロニクスの中核を担うとしている。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.yano.co.jp/press/2005/050610.html （関口 聖） 2005/06/10 17:45 | ||||||
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