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NTTドコモは、アイルランドに拠点を置く携帯電話端末の認証団体「Global Certification Forum(GCF)」に「Field Trial Qualified Operator(FTQO)」として8日付けで登録されたと発表した。
GCFでは、GSM方式およびW-CDMA方式の携帯電話が標準仕様に適合しているかどうか、審査・認証を行なっている。同社によれば、ほとんどの欧州向けGSM端末がGCFの認証を得ているという。今年2月には、W-CDMA方式における認証プロセスが確立され、ドコモでは、GSM方式ではデファクトスタンダードとなっているGCF認証がW-CDMA方式でも標準的になっていくことを見込んで、FTQO登録することにしたという。
GCFの認証を受けるには、FTQOとして登録しているキャリア5社の試験をクリアする必要がある。ドコモでは「日本の端末メーカーが、今後海外ローミング対応のFOMA端末などを開発する際、5社のうち1社、すなわちドコモの試験を日本にいながら受けられるようになる」としており、日本メーカーにとっては、認証プロセスのコスト抑制などが見込めるという。
またドコモでは、既に発売済のNEC製「N900iG」や、近日発売予定の「M1000」などを含め、今後提供する海外ローミング対応のFOMA端末で、GCFの認証取得を目指していく。なお、国内向けFOMA端末も含めるかどうかなど、詳細については未定とのこと。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0610.html
(関口 聖)
2005/06/10 17:08
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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