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ボーダフォン、「V501T」「V501SH」の詳細を発表

 ボーダフォンは、着せ替えをテーマとした新モデル「V501T」「V501SH」をそれぞれ7月上旬以降に発売すると発表した。これに伴って9日、都内で記者会見が開催された。


ボーダフォン ターミナルマネジメント部 部長の森 一幸氏 ボーダフォン ターミナルマネジメント部 課長代理の浦元 芳浩氏

「V501T」概要
「V501SH」概要

インパクト大の着ぐるみカバー対応の「V501T」

V501T(ブルー)。右端はシリコン素材のカバー「着ぐるみカバー」の「ポリゴン」を付けたところ

ユニークな「着ぐるみカバー」が楽しめる
 「V501T」は、端末にフィットするシリコン素材のカバー「着ぐるみカバー」が装着可能な東芝製の折りたたみ型端末。機能的にはシンプルなPDC端末で、メインディスプレイに2.4インチ、240×320ドット、26万色表示のスーパーファインポリシリコンTFT液晶、サブディスプレイに1.1インチ、112×112ドット、65,536色表示のTFCC液晶、131万画素のCMOSカメラ、miniSDカードスロットを搭載する。静止画保存容量は10MBで、64和音の着信メロディ、着うた、256KB ver.2のVアプリなどに対応する。

 ディスプレイスピーカーを装備しており、通話や発着信などいずれもディスプレイスピーカーから出力される。また、通話用のスピーカーも搭載されており、街中で相手の声が聞き取りにくい場合などに、通常の受話音量からさらに音量をアップできる「はっきり受話」機能が利用可能。通話中に「はっきり」ボタン(ソフトキー)とディスプレイスピーカーを作動させれば、かなり大きな音で相手の声が確認できるという。

 発表会に登場したボーダフォン ターミナルマネジメント部 課長代理の浦元 芳浩氏は、「V501T」のコンセプトを「Friedly」と説明。外面をデザインする「着ぐるみカバー」のほか、端末自体の機能にもこのコンセプトが活かされているとした。

 「V501T」では、ボタン部が約0.7mm出ていてボタンが押下しやすくなっている。また、大きな文字で簡単に操作できる「シンプルモード3」も搭載。端末は丸みを帯びたラウンドフォルムを採用している。

 端末デザインに大きなインパクトを与える「着ぐるみカバー」は、素材にシリコンを採用し、形状のユニークさと触感の新しさを狙ったもの。それぞれ名称の特徴をとらえた全12種類(ポリゴン/ソーダ/タイル/ブル/タイヤ/チーズ/吸盤/芝/グミ/波/マーメイド/恐竜の卵)のカバーがラインナップされる。なお、端末の開閉や、側面のボタンはカバーをしていても操作できるが、miniSDカードの出し入れや、端末の充電はカバーを外してから行なう必要がある。価格はいずれも950円(税別)。

 発表会のもう1人の登壇者 ボーダフォン ターミナルマネジメント部 部長の森 一幸氏は、着ぐるみカバーの中でも一際斬新な「ブル」を手にとって、「なぜブルなのか?」と楽しそうに述べ、端末の目新しさや楽しさを狙ったことを明かした。また、こうしたユニークなカバーについて前述の浦元氏は、大学生(男性)が合コンなどで話題のきっかけにするシーンをイメージしたと述べていた。

 連続通話時間は約120分で、待受時間は約380時間。大きさは、約51×102×26mm、重さは約125g。ボディカラーは、ブルー×「ポリゴン」、ホワイト×「ソーダ」、シルバー×「タイル」の3色となり、パッケージにはそれぞれ対応する着ぐるみカバーが1つ同梱される。


着ぐるみカバーを装着しなければシンプルな端末に 端末を開いたところ 各ボタンはボディから約0.7mm出ている

ボディカラーは3色展開。各色に1種類の着ぐるみカバーが同梱される 端末を開いたところ 着ぐるみカバーは全部で12種類

ボディの縁にカバーのをひっかけるように装着する 側面ボタンは利用可能 miniSDカードと充電はカバーを外して行なう

最もインパクトのある「ブル」 4本の足で自立している 端末を開いて文字入力も行なえた

メニュー画面は上下左右に各機能を割り当てている従来の東芝メニュー ディスプレイスピーカーは、ゲームアプリなどを楽しむ際にも有効

“本物感”を演出した着せ替えパネル対応の「V501SH」

V501SH(ホワイトシルバー×「ホワイト」)
 一方の「V501SH」は、ケータイの素材感を変えられる「テクスチャーパネル」を採用したシャープ製端末。メインディスプレイは、2.4インチ、240×320ドット、26万色表示のASV液晶、サブディスプレイは、72×12ドット、モノクロ液晶となる。カメラは130万画素のCCDで、「V603SH」にも搭載されていた「モーションコントロールセンサー」も搭載している。なお、メモリカードは今回よりminiSDカードとなっている。

 機能は、「V603SH」とほぼ同等で、アナログテレビ機能や、静止画のフレーム画像のようなユニークな画像が動画で楽しめる「ムービー変装」といった機能は搭載されていない。また、「モーションコントロールセンサー」対応ゲームとして、新たに野球ゲーム「野球パラダイス2005~フリフリバージョン~」(体験版)などが追加される。静止画保存容量は10MBで、64和音の着信メロディ、着うた、256KB ver.2のVアプリなどに対応。文字入力にはケータイShoin3が採用される。

 「テクスチャーパネル」は、素材感やよりさりげない着せ替えで大人としての“本物感”を狙った着せ替えパネル。充電池側のボディに装着する。脱着する場合は、側面のストッパーを外して、充電池カバーとともにスライドさせる。パッケージには2種類のパネルが同梱されており、オプション品と合わせると計14種類のパネル(ホワイト/ベージュストーン/ブラック/ダークウッド/ブラッククロコダイル/レッドクロダイル/メタル/カーボン/ターコイズストーン/ホワイトストーン/フロスティッドブルー/フロスティッドピンク/ブラックフレーム/ホワイトフレーム)が用意される。パネルの価格は、こちらも950円(税別)となる。

 また、パネルに合わせて、壁紙やメニューアイコンなども変更できる「カスタムスクリーン」機能をサポート。パッケージに同梱されるminiSDカード(32MB)にこのデータが記録されており、無料で変更できる。このほか、コンテンツホルダーより、機動戦士ガンダムやハローキティ、ディズニーなどのパネルも提供される予定で、これらのメニューアイコンデータなどもminiSDカードに記録されている。ただし、こちらは有料となり、利用する場合はダウンロードキーを購入する必要がある。

 連続通話時間は約130分で、待受時間は約450時間。大きさは約50×102×26mm、重さは約137g。ボディカラーは、ホワイトシルバー×「ホワイト」/「ベージュストーン」、ブラック×「ブラック」/「ダークウッド」の2色。


「V501SH」ボディカラーは2種類 端末を開いたところ パネルは全14種類。このほかコンテンツホルダーからキャラクターパネルも提供される予定

脱着する際はまず、側面部のストッパーを外す 充電池のカバーとともにパネルが外れる パッケージにはそれぞれ2種類のパネルが同梱される

メニュー画面 miniSDカードに記録されたデータで、メニューアイコンなどを切り替えられる こちらは機動戦士ガンダムのメニューアイコン


URL
  ニュースリリース(ボーダフォン、PDF形式)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050609_2.pdf
  ニュースリリース(東芝)
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_06/pr_j0901.htm
  ニュースリリース(シャープ)
  http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050609-d.html

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(津田 啓夢)
2005/06/09 16:24

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