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日立製作所が著作権保護機能を搭載するフラッシュメモリカード「セキュアMMC(マルチメディアカード)」のサンプル出荷を8月から開始する。10月から量産に入る。
セキュアMMCは、携帯MP3プレーヤーなどで一般的に利用されているMMCのサイズをそのままに、著作権保護機能を追加、データ転送速度の高速化を図るなど、仕様の拡張を施したフラッシュメモリカード。同社が三洋電機、富士通と提唱している音楽配信システム「ケータイdeミュージック」への採用が決まっている。
同社が今回製品化するのは16MBのもので、価格はオープンプライスとされているが、1枚8000円程度になるものとみられる。シルバー、ベージュ、オレンジ、ピンク、ブルー、ホワイト、パープルの7色のカラーバリエーションが用意される。同社では、年内を目処に32MBと64MBのものも製品化する予定。
■ お問い合わせ先
日立製作所 半導体グループ
システムメモリ事業部 営業技術部
Tel: 03-5201-5009
■ URL
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0005/0515.html
参考記事「携帯電話向けの音楽配信技術規格」
http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/1999/12/09/demusic.htm
(湯野 康隆)
2000/05/16 12:19
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