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ボーダフォンの902SH/802SHにまた不具合、49万人に影響

 ボーダフォンは、シャープ製の3G端末「902SH」と「802SH」において、受信メールの送信者名が実際の送信者とは異なって表示されるなど、複数の不具合が見つかったことを明らかにした。

 今回の事象は、シャープ製のボーダフォン端末「902SH」「802SH」において、受信メールの送信者名に実際の送信者と異なる表示がなされたり、メールやWebの操作中に画面が固まってしまうというもの。このほか、電源が入らない、電源が勝手に切れてしまったり、通信や動作が不安定になるなどの事象が確認されている。

 対象となるのは、これまで出荷された「902SH」「802SH」の全端末約49万台。同社では、対応が整い次第、ダイレクトメールにてユーザーに事象を報告し、対処方法を案内する予定。店頭での端末ソフトウェアのバージョンアップを行なうが、ショップや不具合の状況によっては預かり修理となる場合もあるとのこと。

 また、量販店などの店頭の端末については、現在バージョンアップ作業を進めている。購入する際には、店頭スタッフにバージョンアップ済みかどうか確認した方がいいだろう。

 「902SH」と「802SH」は、今年3月にも不具合を公表し、ソフトウェアの修正が行なわれた。ボーダフォン広報部によれば、今回の事象は、3月のソフト修正以降に寄せられた情報から新たに確認されたものだという。


902SH
802SH


URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050601.pdf

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(津田 啓夢)
2005/06/01 14:59

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