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ソニー、家中どこでもインターネットが楽しめる「パーソナルITテレビ」
ソニーはインターネット機能を持ち、液晶パネルのモニター部をワイヤレスで持ち運んで使えるテレビ「エアボード『IDT-LF1』」を発表。12月1日にオープンプライスで発売する。店頭価格は13万円前後となる見込み。
エアボードの最大の特徴は、ベースステーションとモニターが分離し、モニター単体で利用できるようになっている点。ソニーは、エアボードは家庭内でリビング・寝室・トイレなど場所にとらわれずにどこでも使用できる『ホームモバイル』の製品であるとしている。
エアボードはソニーが「パーソナルITテレビ」という新しいカテゴリの第1弾として投入した製品。家電風に統合されたインターフェイスにより、PCに不慣れなユーザーでも、ブラウザやメールなどのインターネット機能が使えるようになっている。ソニーはエアボードを「デジタル・デバイドを解消する製品」と位置付け、PCなどの従来のインターネット端末とは違う、高齢者などのユーザー層をターゲットに売り込んでいく。
またソニーは、同製品向けにネットワークサービスという形でアプリケーションを提供することを予定している。ただし、具体的なサービス内容は発表されておらず、ソニーが現在ネット上で展開しているイメージングサービス「イメージステーション」についても、エアボードに対応するかは未定となっている。
エアボードは、ベースステーションにテレビアンテナやビデオなどのAV機器、電話回線、電源を接続することで使用する。モニターはベースステーションと無線通信で接続され、充電時以外はワイヤレスで利用することが可能となっている。通信可能距離は最大で30m程度。
モニター部にはタッチパネル式の10.4型(800×600ドット)透過型TFT液晶が搭載され、ほとんどすべての操作が画面をタッチすることで行なえるようになっている。テレビチャンネルの選局操作も、画面上のソフトウェアリモコンをタッチすることで行なう。ビデオなどのAV機器を接続しているときは、そのAV機器に合ったソフトウェアリモコンが利用できる。
文字入力には、50音配列やJIS配列のソフトウェアキーボードが利用できる。手書き認識機能はないが、「れん」と入力すると「連絡」「レンタル」など予測される単語候補がリストアップされる「予測入力機能」が搭載される。
このほか、ヘッドホン端子やメモリースティックスロット、キーボード端子(PS/2)などのユーザーインターフェイスはすべてモニター側に搭載される。メモリースティックにメールデータやメールアカウントを保存することで、ほかのユーザーにメールを読まれないようにすることもできる。メモリースティックに保存されたデジタルカメラの撮影データを読み出すことも可能。
エアボードのモニター部の大きさは320×204×39mm(幅×高×厚)で重さは約1.5kg(標準バッテリ搭載時)。モニター部はスタンドを内蔵しており、単体で自立することもできる。ベースステーション部の大きさは239×120×148mm(幅×高×奥行)で、重さは約1.0kg。
(白根 雅彦)
2000/09/28 21:26
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