標準搭載されるiモードとの連携ソフトは、NECが自社開発したもの。デジタルカメラなどの画像データをiモードで表示できるデータ形式に変換する「ThumbsStudio Ver2.0/i」と、Microsoft Outlook 2000のデータをiモードで表示可能なデータ形式に変換して、BIGLOBEの「らくらくピクチャー・ミニ for iモード」のホームページに登録する機能を持つ「携帯連携/i」の2本だ。また、携帯電話メモリ編集ソフトも標準搭載し、携帯電話の電話帳データや着信メロディ、短縮ダイヤル設定などもパソコンで編集することができる(携帯電話との接続インターフェイスを標準で持たない機種は、別途接続ケーブルが必要)。
「らくらくピクチャー・ミニ for iモード」はNECが運営するインターネット接続プロバイダー、BIGLOBEが18日より提供開始するサービスで、利用料は月額150円。iモードから閲覧できる写真アルバムをBIGLOBEの個人ホームページエリアに作成し、パスワードによって特定の人に公開できる。同社ではiモード対応携帯電話を利用した友人との写真の交換や、待受画像として取り込むなどの用途を提案している。