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神戸製鋼所は、キオスク端末から無線通信により携帯プレーヤーへ高速に情報配信するシステムを開発した。
同システムで利用できる無線情報キオスクは、半径50m程度のサービスエリア内にあるオーディオプレーヤーへ、音声ニュースや音楽などのオーディオデータを転送する機能を備える。無線通信によって従来の情報キオスクのようにメディアを媒介する必要がなくなり、60分のニュースなら10秒、一曲5分程度の音楽なら5秒でプレーヤーにダウンロードできるという。
利用されるプレーヤーは、既存の「SolidAudioプレーヤー」を拡張したもので、重さ130g、大きさ86×54×25mmとひとまわり大きくなっている。
なお、キメック社との連携により、本年中をめどに関西エリアを中心に情報配信の実証実験を行ない、将来的には駅・コンビニ・繁華街などで情報配信サービスの補完を目指すという。
■ URL
神戸製鋼所トピックス
http://www.kobelco.co.jp/p001/pr000515.htm
(松下 麻利)
2000/05/16 17:36
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