家庭用ゲーム機にゲームソフトを供給している元気は、feel H"向けに「元気ゲームランチ」と「玉繭物語外伝RPG」の2つのゲームの提供を開始する。
元気ゲームランチは、ショートストーリーのアドベンチャーゲームを提供するゲームサイトで、3月9日にオープンする。利用料金は月額100円か1回30円のどちらかを選択可能。第1弾コンテンツとして、今にも別れそうな2人を題材にした恋愛系ストーリーの「Love Means…」が提供される。
Love Means…では、プレーヤーは久しぶりに彼女と会う男性となり、彼女との会話を選択肢から選んで進める。1回のプレイは10分程度で、プレイ後、エンディングのメールが届く。メールには音楽にあわせて動画とテロップが流れるファイルが添付されており、そこで彼女からの返事を読むことができる。エンディングは会話の内容によって変化するので、プレーヤーは納得のいくエンディングを迎えるまで何回も楽しめる。
元気ゲームランチには今後、毎月1個のペースで新しいストーリーが追加される予定。月額100円を払えば、同月内は何度でもゲームランチ内のストーリーをプレイできるが、30円で1回だけプレイすることも可能。なお、ゲーム中の通信費は別途必要となる。
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Love Means… (C)2001 GENKI
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同社では4月から、元気ゲームランチとは別に、feel H"向けロールプレイングゲーム「玉繭物語外伝RPG」の提供も4月より開始する。利用料金は月額200円もしくは1回30円。
こちらは同社が1998年、プレイステーション向けに発売した「玉繭物語」の外伝的なストーリーのロールプレイングゲームで、本編に登場したキャラクター「ヤム」が主人公となる。世界観や登場するモンスター「聖魔」は本編と同じもので、倒した聖魔が図鑑に登録されるなどコレクション的な楽しみも用意される。このほか、待受画面や着信メロディの配信も行なわれる。
元気では今後、feel H"以外の携帯電話にもゲームコンテンツを供給する方針で、「首都高バトル」の携帯電話バージョンなどの配信も予定されている。
■ URL
元気
http://www.genki.co.jp/
(白根 雅彦)
2001/03/08 19:00
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