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ヤマト運輸は、配送スタッフおよび全国の宅急便センターに対し、携帯電話を活用した新システムを6月末までに導入すると発表した。 新たなシステムでは、これまで配送スタッフの通話のみに使われていた携帯電話をデータ通信などにも利用する。配送スタッフの携行するポータブルPOS端末、プリンタ、決済用端末、携帯電話がそれぞれBluetoothに対応。POS端末で読み取ったデータをBluetoothで携帯電話に送信し、サーバーに渡される。15分毎にWeb上に反映されるため、パソコンや携帯電話から送った荷物のステータスが確認できるサービス「荷物お問い合わせシステム」の情報もより正確になるとのこと。採用される携帯電話はau端末となる。 なお、宅急便センターに設置するワークステーションには、セキュリティ対策として、読み取ったデータを保存せず、Web上で確認する仕組み。個々の端末内にはデータは保存されない。 このほか、不在連絡票も刷新。新不在連絡票では、QRコードのシールが貼付され、受取人が携帯電話でそれを読み取ることで再配達受付ページにアクセスできる。 ヤマト運輸では、1999年に導入した「5次NEKOシステム」を現在も運用している。今回の新システムへの移行は、情報システムの技術的な向上に伴って行なうもの。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kuronekoyamato.co.jp/news/h17_09_01news.html （津田 啓夢） 2005/05/20 13:43 | ||||||
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