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【 2009/06/26 】
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イルミネーションとカスタムジャケットで演出する「P901iS」
P901iS
パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P901iS」は、おなじみとなったカスタムジャケットに対応したFOMA端末。
メインディスプレイは、約2.2インチ、240×320ドット、65,536色表示が可能なTFT液晶、サブディスプレイは約0.8インチ、96×25ドット、1色(青色)表示の有機EL。背面にはサブディスプレイに加えて、7×7ドットというサイズの「ドットエリア」が配されている。
背面液晶では時刻や電波状況などが表示される一方で、「ドットエリア」のLEDでは、メール受信や着信時などに動きのあるアニメーションが表示される。
ジャケットを着用しない状態でも利用可能なデザインに仕上げられている。利用可能なカスタムジャケットは、当初11種類用意される。その形状は、「P901iS」の独自仕様となっており、端末のボディ形状にあわせて丸みを強調した仕上がり。パネルによって、ドットエリアには異なるイルミネーションの光り方が可能で、個性をアピールできるようになっているが、こちらの設定は専用iアプリ「ドットクリエイター」で行なう。同アプリは、好みの光り方も設定することも可能。
カスタムジャケット関連では、「ジャケットコーディネーター」というiアプリも用意される。カスタムジャケットのデザインにあわせた設定が可能となっており、編集メニューも用意されている。
レッド×ディンプル
シルバー×GEKKA
ブラック×スモーク
カスタムジャケット
「おサイフケータイ」機能が用意されたことで、セキュリティ面の向上が図られている。オムロンの顔認識技術を採用した「フェイスリーダー」が搭載されており、あらかじめユーザーの顔写真を3枚以上登録しておくことで利用できる。ただし、「フェイスリーダー」のみで認証を行なうことはできず、パスワードを組み合わせて認証する「ダブルセキュリティモード」で利用可能。
オムロンが2月末に発表した携帯向け顔認証技術では、顔写真でも認証をクリアできるとされているが、今回、開催された発表会では説明員によって「顔写真でもクリアできる」、あるいは「できない」と回答が分かれていた。パスワードと併用するという形のセキュリティ方法になるため、ロック解除には手間がかかることになり、ユーザーにとっては評価が分かれる可能性もある。
このほか、一定時間操作されなければ自動的にロックする「タイマーロック」といった機能も搭載。5分/60分/180分と3種類の設定が用意され、紛失した場合でもある程度のセキュリティが期待できる。同機能を設定していた場合、4桁の数字パスワードで解除できる。
このほか、音楽再生機能では、SDカードの著作権保護技術を活かした「SD-Audio」をサポート。重低音も再生できる「S-XBS」というモードや、音漏れを抑える「トレインモード」が利用できる。再生可能な音楽データはAAC形式。
パッケージにはCDから音楽データを取り込んで変換できる「SD-Jukebox v5.0 LE」が同梱される。同ソフトはWindows 2000/XPに対応しており、「P901iS」の設定を選択することでAAC変換およびデータ転送ができる。なお、外部メモリカードとして、最大256MBまでのminiSDカードが利用できる。なお、SDカードスロットを備えた松下製「D-Snap」のコンポシステムで音楽データをminiSDカードに転送し、P901iSで再生できる。
大きさは102×49×25mm(高×幅×厚)で、重さは115gと若干重くなっている。連続待受時間は、静止状態で460時間、移動状態で350時間。連続通話時間は140分、連続テレビ電話時間は90分。ヒンジ部には、Pシリーズではおなじみの「ワンプッシュオープン」が採用されている。背面には有効画素数202万画素のνMAICOVICON(ニューマイコビコン)カメラを、メインディスプレイ上部には有効画素数10万画素のCMOSカメラを装備する。ボディカラーは、レッド×ディンプル、シルバー×GEKKA、ブラック×スモークの3種類。名作RPGのiアプリ版「ファイナルファンタジーII」がプリセットされる。
シルバーのボディ
GEKKAのカスタムジャケットを装着したところ
こちらはレッド
開いたところ。コンパクトという印象が強い
キー配列
ヒンジのボタンで手軽に端末をオープンできる
右側面にminiSDカードスロット
左側面にマクロ切り替えスイッチなど
キー側ボディ背面にFeliCaのロゴ
ドットエリア(上)と、サブディスプレイ(下)
ジャケットにあわせて、蛍のように光ったりすることもある
有効画素数202万画素のνMAICOVICON(ニューマイコビコン)カメラ
オプションを含む11種類のカスタムジャケット。P901iS専用だ
「フェイスリーダー」ではあらかじめ3枚以上の自画像を登録
認証時の画面
使いかたナビで「フェイスリーダー」の利用法を参照
フェイスリーダーによる認証は「ダブルセキュリティモード」で
一定時間操作しなければロックされる「タイマーロック」
カスタムジャケットにあわせたiアプリ「ジャケットコーディネーター」
「ドットクリエイター」
ドットの光り方の編集も可能だ
SD-Audio対応の音楽再生機能も
再生時の画面
再生モード
音質はノーマル、S-XBS、トレインと3種類のモードを選択できる
楽曲データの情報。最大128kbpsというビットレートのAACに対応
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URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0517.html
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ドコモ、新FOMA「901iS」シリーズ開発
(関口 聖)
2005/05/17 14:03
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