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コーエー、戦国シミュレーション「信長の野望」のiモード版

(C)2001 KOEI Co.,Ltd.
 コーエーは戦国時代を舞台にした戦略シミュレーションゲーム「信長の野望」のiモード版の提供を3月19日より開始する。利用料金は月額300円で、3月19日~4月3日は試用期間として無料でプレイできる。iアプリにも対応しているが、503i以外の機種からもまったく同じ内容でプレイできる。

 信長の野望は、コーエーによる同名の人気戦国シミュレーションゲームシリーズのiモード版。日本の中世戦国時代を舞台に、プレーヤーは戦国大名となり、内政で自国を強化しながら他のユーザーが操る戦国大名と戦や駆け引きをして覇権を争う。

 iモード版の信長の野望では九州や関東など、全国の6つの地方から1つのマップを選び、そこでコンピュータ扮する実在武将と、8人程度の他のプレーヤーが扮するオリジナル大名を相手にゲームを行なう。1ゲームの期間は3週間弱が想定されているが、滅亡したプレーヤーや、マップ中の全部の城を制覇したプレーヤーはその時点でゲームオーバーとなる。

 プレーヤーは1日1回、配下の武将に命令を出してゲームを進める。命令は1日のうちいつでも出せて、命令の結果は次の日にメールで一斉に知らされるため、時間に束縛されることなく、他のユーザーと同じタイミングでゲームを進めることができる。

 他のユーザーと同盟を結ぶと「密書」としてメッセージのやり取りを行なえるほか、戦功ポイントのマップ別ランキングなども提供される。同レベルの戦功ポイント獲得者と戦う自動マッチングシステムも用意される。

 なお、プレーヤーは実在の戦国大名ではなく、オリジナルの戦国大名となる。ゲーム開始時に配下となる武将は、開始時のアンケートによって選ばれた地方ごとの実在の武将。このほか、ゲーム中に登場する武将はすべて実在した武将で、サービス開始時点では500人以上の武将データが用意されるが、コーエーでは今後、1000人以上に増やしていく予定。また、通常のゲームは期間などの関係から地方マップで行なわれるが、全国マップを利用した特別ゲームも用意される。

 なお、コーエーでは今後も携帯電話向けに各種ゲームコンテンツを拡充するとしている。


■URL
・GAMECITY(コーエーの商品情報サイト)
http://www.gamecity.ne.jp/



(白根 雅彦)
2001/02/09 15:00

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