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au、書籍ポータル「EZ Book Land!」オープン

電子書籍と本の通販を手掛ける「EZ Book Land!」が4月21日にオープンする
 KDDIと沖縄セルラーは、書店業を営む丸善と提携し、EZweb上から電子書籍のダウンロードや実際の書籍を購入できるポータルサイト「EZ Book Land!」を4月21日にオープンする。

 今回開始される「EZ Book Land!」は、書籍全般を取り扱うEZweb向けポータルサイト。電子書籍をダウンロードできることに加えて、オンラインで書籍購入が可能。丸善が取り扱う45万点以上の書籍が即日出荷できる体制となっており、本のタイトルや著書から好みのものを選び出し、「まとめてau支払い」や代金引換、クレジットカードで決済できる。なお、本の送料は全国一律260円で、代引手数料は315円。

 サービス自体は、新刊書籍や人気のタイトルなどを紹介するコーナーを設けた「EZ Book Land!」がトップページとなり、電子書籍を取り扱う「EZブック」と、本の通販を行なう「au Books」で構成される。

 「EZブック」内では、書籍の一部を切り出した“立ち読み”コンテンツが用意され、読み終えると「au Books」内のページへ自動的にアクセスするようになっている。これにより、「電子書籍で内容を確かめ、気に入れば本を購入する」という流れを作り上げているという。立ち読みコーナーでは、第1弾として小学館と協力し、EZwebサイト「コミック小学館」へリンクして、立ち読み用コンテンツが用意される。

 電子書籍のデータサイズは大容量ということもあって、CDMA 1X WIN端末のみ利用可能で、定額制の利用が推奨されている。なお、昨夏以降に登場したCDMA 1X WIN端末であれば、電話番号による著作権保護で、機種変更時もコンテンツを新機種へ引き継げる。

【お詫びと訂正】
 初出時、「電子書籍はCDMA 1X端末でも利用できる」としておりましたが、その後、「CDMA 1X WIN端末のみ利用可能」であることが判明いたしました。お詫びして訂正いたします。


「EZブック」で電子書籍のダウンロードが可能 「au Books」で本の通販が行なわれる 電子書籍の「立ち読みコンテンツ」から本の購入が可能に

EZ Book Land!がトップページに 小説なども購入可能。シャープの「電子ブックビューア」で閲覧する

電子コミックも用意される。ビューワーは、セルシスの「COMIC Surfing」 立ち読みコンテンツの利用後は、本の購入ページへ

KDDI執行役員 コンテンツ・メディア事業本部長の高橋 誠氏

丸善 執行役員 店舗事業部長の浜田 幾夫氏
 KDDIと丸善は19日、都内で記者会見を開催。壇上に立ったKDDI執行役員 コンテンツ・メディア事業本部長の高橋 誠氏は、「これまで着うた、ゲームのポータルを用意してきたが、それぞれ利用頻度が上昇している。パソコンやPDAでは伸び悩んだ電子書籍だが、携帯電話では成長の余地が見込める。そこで今回、auでは第3のポータルとして“EZ Book Land!”を立ち上げることにした。電子書籍をトリガーにして、本の販売につなげたい」と説明。auを利用してもらうための提案として、音楽・ゲームに続き、本を選んだと語った。

 また同氏は、「携帯キャリアとしては、どういうユーザーがどういった本に興味持つか調査できる。携帯ならではのマーケティング、購入スタイルを創りあげたい」と意気込みを見せた。

 今後の予定として、物販面では洋書やステーショナリーも取り扱われる予定だが、具体的な販売開始スケジュールについて、丸善 執行役員 店舗事業部長の浜田 幾夫氏は、「洋書の在庫管理は課題が多く、実際にスタートするまでにはある程度時間がかかるだろう。一方、ステーショナリーは当社のWebサイトで販売を行なっており、需要や配送のノウハウなどを検証した後、洋書より先にスタートできる見込みだ」とした。


電子書籍とトリガーとして、本の販売に結びつけたいという 1X WINのスタートと同時に開始された電子書籍コンテンツの配信は、順調に伸びているという 音楽、ゲームに続き、本の新たなスタイルを提案する考えだ


URL
  KDDI ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0419/
  丸善
  http://www.maruzen.co.jp/


(関口 聖)
2005/04/19 14:01

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