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エムシーエイ(MCA)は、アイブリッジ運営のネット調査サービス「リサーチプラス」のモニターのうち、携帯電話ユーザーを対象にした利用動向調査を実施し、その結果をまとめた「ケータイコンシューマ白書2005」の販売を開始した。価格は50,400円。
調査対象は、「リサーチプラス」モニターのうち、携帯電話を利用する1,200名。PHSユーザーは含まれていない。回答者の男女比は、男性が44.8%、女性が55.3%で、年齢別に見れば、10代が8.6%、20代が38.1%、30代が36.5%、40代が12.8%、50代が3.8%、60歳以上が0.3%となっている。また回答者は、ドコモユーザーが400人、auユーザーが400人、ボーダフォンとツーカーユーザーがあわせて400人となっている。
同調査では、利用料の平均額や利用コンテンツの動向、携帯からのショッピング経験率といったデータが明らかにされている。回答者のうち、45.8%は1年以内に購入した携帯電話を用いており、利用料の平均は6,135円。通信料の平均額は2,245円となっている一方、「月間の通信料は2,000円未満」との回答が全体の53.9%に達しており、同社では無料通信分を超過する額が2,000円未満になるユーザーが多数と分析。回答の中には、「1万円以上」とするものも2.3%あり、2極化の傾向があるとしている。
有料・無料を問わず、半年以内に利用したことがあるコンテンツを尋ねた設問では、複数回答が可能となっており、「着信メロディ」が64.8%となった。2位は38.0%の「天気・気象情報」、3位は32.2%の「交通情報(乗換案内・渋滞情報)」で、1位の着信メロディは大差で他のコンテンツよりも人気を集めていることが明らかとなっている。
携帯電話でショッピングをしたことがある回答者は、全体の7.4%。購入金額の平均は、23,879円で、衣類やバッグなどを購入したユーザーが31.5%、書籍や化粧品はそれぞれ20%以上のポイントになったという。
定額制サービスに関する設問では、全体の17.5%が利用中と回答。利用していないユーザーのうち、36.7%が「今後利用したい」としている。利用しているとの回答をキャリア別に見ると、auが28.5%、ドコモが16.3%、ボーダフォンが8.3%という結果となっている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.mca.co.jp/report&colum/2005/0323.htm
(関口 聖)
2005/03/23 13:34
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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