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日立製作所中央研究所は、雑誌やカタログなどの記事を携帯電話のカメラで撮影することで、予め設定しておいたWebサイトなどへのリンクが可能な携帯電話向けの文字認識技術を開発した。 今回の技術は、文章作成時に記事とURLなどを関連付けしておくことで、その記事を携帯電話のカメラで読み取ると、Webサイトなどにアクセスできるというもの。単語の種類とその配置から記事を特定し、データベースを検索、指定のURLを呼び出せる。雑誌やカタログなどから携帯サイトに誘導する場合、従来、QRコードやURLを記載する必要があったが、今回の技術では、紙媒体でもこうしたデータを印刷する必要がなくなる。 また、日本語の文字認識は、多くのメモリやCPUの処理が必要となるが、同研究所では、カメラに写る範囲から単語を自動的に抽出して読み取る技術を開発。メモリ容量1MB以下、処理速度100MHzで実行可能にした。 なお、今回の技術は、携帯電話向けソフトウェアモジュールとして日立オムロンターミナルソリューションズが今月より販売を開始する。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/03/0318b.html （津田 啓夢） 2005/03/22 16:32 | ||||||
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