|
|
日本電子工業振興協会が、このほど1999年度の国内におけるデジタルカメラの出荷実績を発表した。
輸出を含めた総出荷台数は、581万5000台で前年比182%増、金額にして2559億円で前年比172%増。このうち国内および輸出の出荷台数内訳は、国内が168万2000台で前年比141%増、金額は781億円で151%増。輸出が413万3000台で前年比207%増、金額は1777億円で前年比183%増。国内と輸出の出荷比率は約1:2.5で、総出荷台数に占める輸出台数の割合が71%と過去最高となっている。
製品単価が上昇傾向にあるにも関わらず、2000年1月から3月の第4四半期における出荷台数は上昇傾向にあり、高画素化・高機能化のニーズは依然として高まっていると言える。
日本電子工業振興協会は、以上のことからデジタルカメラ市場において日本が世界への供給基地となっていることが伺えるとしている。また、出荷台数の急速な伸びを見せた背景として、各社から200万画素を超える新製品の発売、加えて今年に入り300万画素タイプのものが発表されたことを要因として挙げている。
■ URL
社団法人 日本電子工業振興協会
http://www.jeida.or.jp/japanese/statistics/dsc/99dsc_4q/index.html
(松下 麻利)
2000/05/22 17:06
|
|
|
|