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なお、今回発表されたV603シリーズの共通仕様は、アナログテレビチューナーによるテレビ放送およびFMラジオ機能など。電子番組表（EPG）に対応し、有料登録を行なえば録画予約なども行なえる。 このほか、端末とテレビを接続してカラオケが楽しめる「ケータイカラオケ V-kara Ver.2」や、着うた専用プレーヤーも利用できる。カラオケ機能には新たに採点機能が搭載され、歌った後に得点表示が可能となっている。 「V603SH」は、端末の傾きや動きを感知できる「モーションコントロールセンサー」を搭載したシャープ製のPDC端末。本体を上下左右に傾けることでメニュー操作したり、登録した動きごとに使う機能を呼び出せる。このセンサーを活用したVアプリとして、ガンシューティングゲームや、ゴルフゲームもプリセットされている。 光学2倍ズームを搭載した、オートフォーカス機能付きの202万画素CCDカメラを装備し、2.4インチQVGAサイズのASV液晶を搭載。大きさは、50×99×25mmで、重さが約142g。ボディカラーはブリーズィゴールド、ピュアシルバー、ヒーリングブルーの3色。
131万画素のCMOSカメラを搭載し、2.4インチ、QVGAサイズのスーパーファインポリシリコンTFT液晶を搭載する。大きさは約50×103×25mmで、重さが約142g。ボディカラーは、ピンク＆ピンク、ブラック＆シルバー、ネイビー＆グリーンの3色。
3G方式で世界共通のハイエンド端末902シリーズを発売し、今後3G端末の普及を図りたいボーダフォンだが、今回のPDC端末でのハイエンド端末の発表には、「初めての世界共通端末ということで盛り込めなかった部分があり、それを603で実現した」（森氏）という。そのため、データ通信やグローバル性は3G端末、エンターテイメント性は603シリーズといった2つのハイエンド端末を用意することになったとしている。 ただし、今後はあくまでも3G端末に注力していくとしており、PDCのハイエンド端末については縮小する方針だ。PDCの普及機については、ユーザーの動向を見て今後も提供される見込み。 また、愛知製鋼と共同開発した「モーションコントロールセンサー」については、今後3G端末でも搭載する方向とした。しばらくは、ゲームアプリなどエンターテインメント路線での展開となるが、例えば、GPSと同センサーを利用したナビゲーションシステムなども視野に入れて検討するとしている。 なお、センサー単体は、モバイル機器やロボットなどの姿勢制御用チップとして愛知製鋼より「G2（ジー・スクウェア）モーションセンサ」の名称で発売される。
■ ＵＲＬ ニュースリリース（PDF形式） http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050131.pdf ■ 関連記事 ・ ケータイを傾けて操作できるセンサー搭載の「V603SH」 ・ テレビ視聴にこだわった東芝製「V603T」 ・ タイトー、「V603SH」の加速度センサーで楽しむゴルフゲーム （津田 啓夢） 2005/01/31 16:00 | ||||||||||||||||||
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