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NTTドコモ東北は、ユーザーのアフターケアを目的として実施している訪問活動で、委託先の企業の社員が訪問先のユーザーの住所など127人分の個人情報が記された資料を28日に紛失したことを明らかにした。
同社では、2年前より、同社端末を利用するユーザーに対してアフターケアを目的として、意見や要望を求めるべく、個々のユーザー宅へ訪問活動を実施してきた。今回、青森県弘前市内で訪問活動を行なっていた委託先の企業の社員が、昼食後に手持ちの資料を確認したところ、127人分(137契約)の訪問リストを紛失していることに気づいたという。
資料には、ユーザーの氏名、住所、電話番号が記載されているとのことで、29日午前に所轄の警察署へ紛失届を出したものの、現時点ではまだ発見されていない。同社では、紛失リストに掲載されていたユーザーには、個別に連絡したという。なお、第三者による悪用は31日10時の時点では確認されていないとしている。
訪問活動にあたっては、今回紛失したリストと同様の訪問先リストを作成し、地図にあてはめていく作業を行い、地図が完成すれば、各拠点の責任者が訪問先リストを回収する形になっているという。同社では、地図完成後に訪問先リストが回収されないまま持ち出されたと見ている。
今後は、同社社員、委託先企業を含め、作業の総点検を行ない、個人情報管理に関する教育を徹底することで再発防止に取り組んでいく。
【追記:2005/01/31 20:20】
ドコモ東北は、紛失した顧客リストが青森県弘前市内で発見され、31日19時20分に全てを回収、確認したと発表した。
■ URL
NTTドコモ東北 お客様訪問リストの紛失について
http://www.docomo-tohoku.co.jp/main/info/customer/customer/
(関口 聖)
2005/01/31 14:47
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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