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NTTドコモは、iモード端末から社内イントラネットなどにアクセスした場合のパケット通信料を、企業側が一括して支払える法人向けサービス「iモードパケット・フリーサービス」を2月1日に開始する。
「iモードパケット・フリーサービス」は、社員などがiモード端末で社内のイントラネットなどにアクセスした場合に、通常端末側に課金されるパケット通信料を企業側が一括して支払える法人向けサービス。指定のURLへのアクセスを企業側に一括請求するため、社内コンテンツにかかる通信料を一括管理できるほか、端末利用者側もビジネスとプライベートでの利用分を区別できる。専用線などを引き込む必要はなく、iモード端末からイントラネットにアクセスできる環境があれば導入可能。
接続先のURLは、ディレクトリ単位で指定可能で1契約あたり3URLまで設定できる。指定されたURLへのパケット通信料を全て企業側が一括管理できるほか、特定の端末のみにサービスを適用することも可能。この場合、1契約あたり3,000端末まで指定できる。
ただし、iモードローミングを利用して国外からアクセスした場合は対象外。また、端末側がパケット定額オプション「パケ・ホーダイ」を利用していた場合でも企業側に課金される。
同サービスの利用料は1契約あたり月額10,500円で、別途契約事務手数料として2,100円かかる。パケット通信料は、FOMA端末が1パケット0.2円(税込0.21円)、mova端末が1パケット0.3円(税込0.315円)となる。このほか、企業の信用状況に応じて1契約あたり100万円の預託金が必要になる場合もある。申込から5営業日程度で導入可能。
ドコモでは、イントラネットなどでの利用のほか、企業が会員向けページをユーザーに無料で提供するなど、iモードサイト版のフリーダイヤルのような利用方法も可能だとしている。
【お詫びと訂正】
初出時、月額利用料を2,100円と掲載しておりましたが、「月額10,500円」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0125c.html
(津田 啓夢)
2005/01/25 16:36
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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