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シャープ、電子書籍とXMDFフォーマット普及への取り組み

シャープ 常務取締役 研究開発統轄 兼 技術本部長の太田 賢司氏
 シャープは、同社が進める電子書籍フォーマット「XMDF」について発表会を行ない、同社における電子書籍の位置付けと今後の取り組みを明らかにした。

 発表会では、初めに常務取締役 研究開発統轄 兼 技術本部長の太田 賢司氏が「液晶製品を売るためにはインターフェイスの向上が必要。液晶の応用製品の拡大としてXMDFを開発した」と電子書籍へ取り組んできた経緯を述べ、ソフトウェア製品である電子書籍においても、液晶を軸にした同社の戦略に絡んだものであることを強調した。

 XMDFフォーマットの取り組みについて述べた同社技術本部 デバイス研究所 第五研究室室長の北村 義弘氏は、60機種以上の製品でXMDFフォーマットが閲覧できることや、さまざまなハードで同じXMDFファイルが扱える互換性、著作権に配慮した機能などをアピールした。また、普及への取り組みとしてコンソーシアムの発足などは考えていないとし、シェア獲得によりデファクトスタンダードを目指すという。

 今後の取り組みとしては、オフィス文書などをパソコンで簡単にXMDF形式に変換するソフトを開発中であることが明らかにされたほか、XMDF形式での製品マニュアルの配布、漫画・コミックの取り扱いも予定する。また、eラーニングの教材などにも使えるよう「書込み機能や正誤判定機能を搭載していく」(北村氏)とし、XMDFフォーマットの機能強化が図られていることが明らかにされた。ただ、これらの取り組みに関し、具体的な製品化時期は未定としている。


XMDFの今後の取り組み オフィス文書などをパソコンで自動変換するソフトも開発中


URL
  シャープ
  http://www.sharp.co.jp/
  シャープ 電子書籍について
  http://www.spacetown.ne.jp/menu21/books/what/xmdf.html


(太田 亮三)
2005/01/21 16:29

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