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ボーダフォン、Jリーグ浦和レッズのメインパートナーに

浦和レッズ2005年シーズン第1ユニフォーム
 ボーダフォンは、Jリーグ 2005シーズンより、浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)のメインスポンサーとなることで合意に達したと発表した。これに伴って17日、都内で新ユニフォームが発表された。

 同社では、Jリーグ 2005シーズンより2年契約で浦和レッズのメインスポンサーとなる。レッズのユニフォームの胸元にボーダフォンの社名ロゴが入るほか、ボーダフォンライブ!内でのコンテンツ配信、両社のロゴを配したグッズ販売、スタジアムやボーダフォンショップでのイベントなど行なう。ただし、今回の発表会では具体的な企画などは明らかにされなかった。


新ユニフォームに袖を通した鈴木 啓太選手(左)と長谷部 誠選手(右) 背中には三菱自工のロゴ

レッズを代表する鈴木、長谷部の両選手と、ボーダフォンの代表執行役最高業務責任者(COO)のデイビッド・ジョーンズ氏

画面左がレッズ代表の犬飼 基昭氏、右が三菱自動車工業 代表取締役 常務取締役 国内事業統括の張 不二夫氏
 浦和レッズは、かねてより筆頭株主の三菱自動車工業より支援を受けてきた。ボーダフォンがメインスポンサーとなったことで、新ユニフォームでは三菱自工のロゴは背中に配されることになる。ただし、発表会で三菱自動車工業 代表取締役 常務取締役 国内事業統括の張 不二夫氏は、「浦和レッズの筆頭株主として、ボーダフォンを歓迎したい。筆頭株主としての立場やこれまでの支援は変わらない。レッズファンをバックアップしていきたい」と、これまでと同様の支援を行なうことを明言した。なお、ボーダフォンも三菱自動車ともにコーポレートカラーは赤だ。

 また、レッズの代表 犬飼 基昭氏は、新メインスポンサーに歓迎の意を示した上で、2004年の春頃より今回の話を進めていたことを明らかにした。「三菱自動車の方から、浦和レッズのことを考えたらその方がいい」と、筆頭株主の協力を当初から得ていたことを強調した。また、昨年8月英マンチェスターで行なわれた国際親善試合「ボーダフォンカップ」も契機となったと加えた。

 ボーダフォングループは現在、英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドのメインスポンサーを務めているほか、ギリシャ代表チームのサポートなども行なっている。今回、新たにクラブチームを支援することについて、ボーダフォンの代表執行役最高業務責任者(COO)のデイビッド・ジョーンズ氏は、「スポーツで社会の中でも積極的な役割を役割を担いたい。サッカーを通じて、浦和レッズと共同でさまざまなアクティビティを行ないたい」と抱負を語った。

 さて、新ユニフォームの発表の談になると、ステージ上に23歳以下の日本代表としても活躍するMFの鈴木 啓太、若手の注目株MF長谷部 誠が新ユニフォームに袖を通して登場。司会の大野 勢太郎氏が、胸元に「vodafone」のロゴがあしらわれた赤いユニフォームを「まさにマンチェ」と表わすと、会場は和やかなムードに包まれた。

 新ユニフォームについて感想を求められた両選手は、「昨年は(ボーダフォンカップで)マンチェと試合がやれなかった。今年こそやってみたい」(鈴木)、「Jリーグで優勝して、このユニフォームでアジアに出たい」(長谷部)とコメントした。なお、レッズの犬飼代表によれば、今シーズン中にもマンチェスター・ユナイテッドとの親善試合を埼玉スタジアムで行なう予定とのこと。


昨年のボーダフォンカップでは苦い結果となったが、「今年こそマンチェとやりたい」と語った鈴木選手 「Jリーグで優勝してアジアに出たい」と抱負を語る長谷部選手。長谷部は一部でバイエルン・ミュンヘンからも声がかかったと報道されている


URL
  プレスリリース(PDF形式)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050117.pdf


(関口 聖, 津田 啓夢)
2005/01/17 14:10

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