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災害時における携帯の利用動向を探ったアンケート調査

 ネプロジャパンとネプロアイティは、携帯電話向けの懸賞情報サイト「ザ★懸賞」で、災害発生時における携帯電話の利用に関するアンケート調査を行なった。調査期間は2004年11月29日~30日で、有効回答数は5,666人。回答者の男女比は、男性が41%、女性が59%。年齢別では10代が9%、20代が46%、30代が34%、40代以上が11%となっている。

 今回実施された調査では、「災害発生時に携帯電話を利用したことがあるかどうか」といった点や、「利用するならばどんな機能か」などの設問が設けられている。それによれば、災害発生時に被災地宛の通話・通信を含めて、携帯電話で連絡したことがあるユーザーは、全体の35%で、残りの65%は「連絡していない」と回答。また、電話をかけたユーザーは全体の27%、メールを使ったユーザーは全体の8%となっており、緊急時にはメールよりも電話での連絡を試みたユーザーが多いという結果になっている。

 災害時に何らかの情報を得るために、携帯電話の機能のうち、どれを利用したかという設問に対しては、23%が「Web」、22%が「メール」とインターネットを活用する声が半数近くになった一方で、「テレビ」および「ラジオ」が各13%を占めている。

 携帯電話で災害関連情報を得ようとする場合、ユーザーが不安と感じている点では35%が「電波障害」、34%が「回線混雑」、22%が「電池切れ」という結果を挙げており、携帯電話が繋がらない、あるいは利用できないという状況に対する不安が強いことが明らかとなっている。

 このほか同調査では、実際に被災したユーザーから募った、携帯電話が役立ったケースも紹介している。それによれば、「GPS機能で家族の居場所がわかった」というケースや、「友人からのメールで食料調達の際に役立った」という回答が寄せられている。



URL
  調査概要
  http://www.nepro.co.jp/mr/contents/2005/17/


(関口 聖)
2005/01/07 14:37

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