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オートバックス、ハンズフリーシステムの利用状況を調査
オートバックスセブンは、運転中の携帯電話およびハンズフリーシステムの利用状況に関する調査を行ない、その結果を明らかにした。調査は同社Webサイト「autobacs.com」上で2004年11月29日~12月2日の期間に行なわれ、回答数は500件。
今回行なわれた調査では、運転中の携帯電話の使用を禁止した改正道路交通法施行後の、ユーザーの意識やハンズフリーシステムの利用状況などが明らかにされている。
まず、運転中の携帯電話の利用状況については、「ドライブモードか電源を切っている」が39.4%、「運転中の通話は必ずハンズフリーシステムを使用」が32.8%となり、7割以上が運転中の携帯電話の利用に注意を払っていることが明らかになった。
ハンズフリーシステムの所有に関しては、「法改正を機に購入」が21.4%、「従来より所有」が29.8%で、回答者の半数以上がハンズフリーシステムを所有している結果となった。購入したハンズフリーシステムの価格は、2,000円までの製品が48.6%と半数近くを占め、1,000円までの製品が19.8%と続いた。1万円以上の製品については9.3%にとどまっている。所有しているハンズフリーシステムのタイプは、「イヤホンマイクタイプ」が72.8%で、「スピーカータイプ」の19.5%と合わせてこの2種類が大半を占める結果となった。
所有しているハンズフリーシステムを選んだ理由については、44.0%が「価格が安かった」ことを理由に挙げ、「機能面」を理由に挙げた回答者は24.9%だった。所有しているハンズフリーシステムで満足している点についても(複数回答可)、35.9%が「価格が安い」と回答し、「機能性に優れている」と回答したのは26.9%にとどまった。「特になし」との回答も26.9%となり、使い勝手やデザインよりも、まずは改正道交法にあわせて購入したという傾向がみられるという。
所有しているハンズフリーシステムで最も不満に思う点については、「特にない」との回答が33.2%でトップだったものの、「機能性に優れていない」が22.3%、「感度が悪い」が15.2%と続き、性能面で優れた製品が望まれていることが明らかになった。
ハンズフリーシステムの利用場所については、88.7%が「車内のみ」と回答したものの、「車内+職場+歩行中」(4.7%)、「車内+職場」(3.5%)といったように、ハンズフリーシステムを車内以外で利用する回答者も見受けられた。
ハンズフリーシステムを所有していないと回答した44.8%の回答者に対して、その理由を聞いたところ、「電源を入れているが車内では使用しない」との回答が52.9%で半数以上を占め、「同乗者に出てもらっている」が8.6%、「通話する頻度が少ない」を理由に挙げた回答者は20.5%となった。今後のハンズフリーシステムの購入意志については、「いずれ必要と認識しているがすぐには購入しない」が56.1%、「すぐに購入しようと思う」は15.6%となり、7割以上が購入の意志があることが明らかにされている。
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URL
ニュースリリース(PDF形式)
http://www.autobacs.co.jp/seven/release/p.php?id=492_85
(太田 亮三)
2005/01/07 13:45
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