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KDDIと松下電器産業は、auの携帯電話やKDDIのFTTHサービスと松下のデジタルテレビ向けインターネットサービス「Tナビ」の連携サービス実現に向け、協力していくと発表した。両社では2005年度中にも連携サービスを提供したい考え。 今回両社では、広く普及した携帯電話と将来的な普及が見込まれるデジタルテレビを連携させたサービスの開発を推進する。両社では、「自宅でTナビを利用し、外出時には携帯電話で同じサービスが利用できる」というようなイメージを描いている。 現時点で検討されている具体的なサービスは、携帯電話で撮影した写真や、読み取ったQRコードをメモリカードに保存しておき、セキュアに遠隔地にいる他のユーザーの「Tナビ」で閲覧できるというものや、「Tナビ」でコンサートなどの電子チケットを購入し、携帯電話を紐付けて会場で利用できるというものなど。 これらのサービスを実現するために、両社ではそれぞれの機器のIDを共通管理する仕組みが必要としており、プラットフォーム開発を進める。また両社では2005年2月下旬～2006年3月にかけて、実用化を踏まえた実証実験を開始する。東京・大阪を中心に、一般ユーザーからモニターを30名ほど募集し、実用化の目処がついたサービスから、順次商用化を目指していく。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2004/1221/ （関口 聖） 2004/12/21 15:23 | ||||||
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