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アイ・オー・データ機器は、ハンドスプリングのPalm OS搭載機Visorシリーズ向けの通信アダプタ「SnapConnect for Visor(PC9664VR)」を2月末に発売する。価格は1万9800円で、Visor Deluxe、Prism、Platinumで利用できる。
同製品は、Visorの拡張スロット「Springboard」を利用する携帯電話・PHS用通信アダプタ。ドライバなどを別途インストールすることなく、Visorに挿すだけで利用できる。PDC方式携帯電話用の接続ケーブルと、DDIポケットのPHS用接続ケーブルが同梱されるほか、オプションとしてcdmaOne接続用のケーブルとNTTドコモ・アステルPHS接続用のケーブルも用意される(オプションケーブルはそれぞれ3000円)。
PDC方式の携帯電話と接続した場合、回線交換式で9600bpsのデータ通信が可能で、NTTドコモのパケット通信サービス「DoPa」対応端末を接続した場合は、最大28.8kbpsのパケット通信も行なえる。cdmaOne方式の携帯電話では、回線交換式で14.4kbpsのデータ通信と、auが提供している最大64kbpsのパケット通信サービス「PacketOne」に対応する。PHSではPIAFS 1.0/2.0/2.1の3種類の通信方式に対応し、最大64kbpsのデータ通信が行なえる。
本体の大きさは55×57×26mm(縦×横×厚)で重さは32g(電池・ケーブル除く)。アルカリ単4電池2本で動作し、ケーブルはそれぞれ20cm。Palm OS向けブラウザとメーラー「Palmspace 3.1J」「Palmscape Mail 1.0J」などが収録されたCD-ROMが付属する。
■ URL
アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.co.jp/
ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news_rel/200102/19_024.htm
(白根 雅彦)
2001/02/19 12:25
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