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第3四半期の世界携帯販売台数、サムスンが2位に躍進
ガートナー ジャパンは、2004年第3四半期(7月~9月期)における世界の携帯電話販売台数の調査結果を発表した。日本以外の各地域で前年同期を上回る出荷台数を記録している。
同調査によれば、この期間の総販売台数は1億6,707万台で、前年同期比26%増と好調な結果となった。地域別に見れば、北米市場が特に好調とのことで、前年同期比22.6%増となった。アジア太平洋地域もインドや中国、フィリピンの各市場が好調なものの、日本市場は前年同期比12.8%減となった。
メーカー別シェアでは、ノキアが30.9%を獲得し、1位となった。同社は依然として1位を守り続けているものの、シェアが30%を超えたのは3四半期ぶり。また、前期3位のサムスンが13.8%で2位にランクアップ。前期2位のモトローラは、13.4%で僅差ながらサムスンに抜かれている。ガートナーでは、モトローラが順調に在庫を消化し、第4四半期には再び2位に返り咲く可能性が高いと分析している。
4位以降は、シーメンス(7.6%)、LG(6.7%)、ソニー・エリクソン(6.4%)となっており、日本メーカーでは、パナソニック モバイルコミュニケーションズが8位、NECが9位、三洋電機が10位となっている。
■ プレスリリース(PDF形式)
http://www.gartner.co.jp/press/pr20041202-01.pdf
(関口 聖)
2004/12/02 17:23
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