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NECは、テレビ局や自治体や企業の防災・監視を目的に、FOMAなどのデータ通信カードを使って中継車などを介さずに映像を伝送できるシステム「MobileStream」の提供を開始した。 「MobileStream」は、FOMAなどのデータ通信カード4枚を利用して、カメラで撮影した映像・音声を伝送するH.264対応の放送システム。一度に大量のデータを送出できるバルク転送方式で符号化された映像や音声を送る。テレビ放送などで中継車無しでライブ映像などを配信できるという。15fpsのCIF（352×288ドット）サイズの映像を伝送可能となっている。 大きさは294×150×253mm（幅×厚×高、突起含まず）で、重さが約4kg。リチウムイオンバッテリで約1時間動作する。価格は735万円で、2005年2月上旬より出荷される予定。NECでは、今後3年間で500システムの納入を目指すとしている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0411/2503.html （津田 啓夢） 2004/11/25 15:10 | ||||||
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