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オンライン書店「Amazon.co.jp」の携帯版は2001年からサービスが開始されているが、携帯の性能向上・多機能化にともない、リニューアルが行なわれた。パソコン版で追加された「ホーム＆キッチン」ストア、「おもちゃ＆ホビー」ストアが新たに携帯版にも追加され、パソコン版の「マーケットプレイス」以外の製品が購入可能となった。また、検索キーワードランキングや米アマゾンのCDセールスランキングといったおすすめ情報も掲載される。 メニュー画面のナビゲーションや検索機能も改善された。各ストアではバーゲンコーナーの設置やキャンペーン情報、割引商品の赤字表示のほか、商品画像が掲載されるようになった。商品検索では、商品ジャンルに応じた詳細検索が可能となり、どの画面でも検索を行なえるようになった。
また、新たな試みとして、iモード向けの「Amazon スキャンサーチ」サービスを開始した。これは、無料で提供される専用のアプリをダウンロードし、携帯電話のカメラ機能を使って商品のバーコードをスキャンできるというもの。スキャン後は携帯版Amazon.co.jpに商品データを照会し、同サイトで購入可能な商品ならすぐに注文できる。同社では、消耗品の注文や、友達の持っている商品が気に入ったとき、ほかにどんな関連商品が売れているのかを知りたいとき、といった場合の利用を想定しているという。EZweb、ボーダフォンライブ！版は、iモード版の動向を見ながら検討していくとしている。 22日には都内で発表会が開催された。同社代表取締役社長のジャスパー・チャン氏は、「スキャンサーチにより、アマゾンで商品を発見するのが非常に簡単になる」と同サービスの手軽さをアピール。携帯版をリニューアルしたことについては「モバイルも戦略上、重要と捉えている」とし、「パソコン版の機能がモバイルでもどんどん可能になるだろう。一方で、モバイルだけの特徴も構築していく」と今後の意気込みを語った。 携帯版Amazon.co.jpへのアクセスは、iモード版が「ショッピング・チケット」から、EZweb版が「ショッピング」→「本・CD・DVD」から、ボーダフォンライブ！版が「ショッピング/チケット」→「本・CD・DVD・ゲーム」から。
■ ＵＲＬ Amazon.co.jp http://www.amazon.co.jp/ Amazon.co.jpモバイルサービス案内ページ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/subst/misc/anywhere/anywhere.html （太田 亮三） 2004/11/22 17:42 | ||||||||||||||
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