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ドコモ、901iシリーズ向けに各種技術情報を公開

 NTTドコモは、新FOMA端末である901iシリーズを発表したことにあわせて、iアプリや著作権管理技術など、901i向けのiモードに関わる技術情報を同社Webサイトで公開した。

 今回公開された901iシリーズ向けの技術情報は、iアプリやiモーション、デコメール、著作権管理機能(DRM)など。iアプリでは、同社端末向けJava仕様「DoJa 4.0」が901i向けとして新たに登場。3Dサウンドや強化された3Dグラフィックに関する仕様が追加されたほか、アルファ値を使用した色指定ができるようになっている。

 新たに著作権管理機能に関する項目が紹介されており、ユーザーが使用している端末が故障した際に、修理した端末、あるいは同一機種の新端末にコンテンツが移行できるようになっている。この場合、移行できるコンテンツは、GIF、JPEG、SMF(Flashコンテンツ)、MFiのみ。これに伴い、再配布が可能かどうか、識別できる仕様が用意されている。なお、“再配布”とは「メール添付などを利用して端末の外へ取り出すこと」を指している。なお、同機能は現時点で901iシリーズのみに適用される形となっており、旧ラインナップの端末から機種変更した場合、コンテンツは移行できない。

 開発者向けソフトウェアとして、「iモードHTMLシミュレータII」「デコメールテンプレート作成ツール」も無償配布が開始されている。「iモードHTMLシミュレータII」は、901iシリーズ以降の機種に対して制作されたページをパソコン上で再現できる。HTTP通信のやり取りを確認できるほか、表示しているコンテンツ画面の印刷、あるいは他のアプリケーションへのコピーが可能となっている。

 一方、「デコメールテンプレート作成ツール」は、HTMLで記述されたファイルと画像ファイルをデコメール用のテンプレートに変換できる。変換後のファイルを対応端末に保存すれば、そのまま雛型として使用できる。

 同社では、近日中に「DoJa 4.0」対応のiアプリ作成ツールなどの配布を開始する予定。



URL
  NTTドコモ 作ろうiモードコンテンツ
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/make/

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(関口 聖)
2004/11/17 22:41

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