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ドコモ、901iシリーズで2Mサイズの画像のメール送信機能など

表現力豊かな3Dサウンドと3Dグラフィック
 NTTドコモは、11月26日以降に順次発売予定の新FOMA端末「901iシリーズ」において、新サービスの提供や既存サービスを拡張する。

 「901iシリーズ」では、発表時に明らかにされたD901i、F901iC、N901iC、P901i、SH901iCの5モデル全てに、3Dサウンド機能付きのステレオツインスピーカーと3D描画機能を搭載する。これにより、3D表示のゲームでより表現力豊かなサウンド効果が得られるようになる。

 また、着信メロディが100KB(従来20KB)、着モーションが500KB(従来100KB)とファイルサイズが拡大する。環境音楽やライブバージョンの着メロなど幅広い表現が可能。開発段階の端末で試聴してみたが、端末を自分正面に置いたときその効果がもっとも強く感じられた。

 iモードメールの添付容量も最大500KBに拡大され、200万画素クラスのカメラを搭載した端末でも、2メガピクセルサイズ(1,224×1,632ドット)の画像をそのまま送信できる。iモーションメールも同様で、従来15秒程度だった送信可能な動画も75秒程度まで送ることが可能。送信時間の目安は、500KB程度の画像を送信した場合、1~2分程度となる。ただし、途中で電波圏外になってしまうなど、送信が完了しなかった場合は最初から送り直す必要がある。

 なお、11月18日よりiモーションメールの表示方法も変更される。従来、iモーションメール対応端末では動画アイコンを表示していたが、非対応端末と同様にURL表示となる。さらに、動画を転送する場合、従来は一旦保存する必要があったが、こちらも非対応端末と同様に、受信したiモーションメールをそのまま転送できるようになる。このほか、iモーションメールのサーバー保存件数の制限が撤廃(従来は15件)される。

 また、デコメールも機能拡充される。901iシリーズでは、全機種にデコメールのテンプレートがプリセットされるほか、12月中旬より、900i・901iシリーズからデコメールに対応しないFOMA・mova端末に送信してもデコメールの閲覧が可能となる。非対応端末では、メールに記載されたURLにアクセスすることでWebメールの形でデコメールを確認できる。こちらの機能は12月中旬から提供される予定。


3Dサウンドでゲームの臨場感がアップ 機動戦士ガンダムの3Dゲームもより迫力が増すという

着メロや着モーションのファイルサイズが拡大 2Mサイズの画像が送信可能に

12月よりデコメールがmovaへ送信可能に 505iSで提供していたメニューアイコンのカスタマイズ機能なども提供される

「Gガイド番組表リモコン」では番組表からそのままテレビのチャンネルを変更できる
 さらに、全機種にプリセットされるリモコンアプリ「Gガイド番組表リモコン」は、外出先でもテレビ番組のタイムテーブルが確認できるほか、番組表を確認しながら、そのままテレビのチャンネルを変えられる。見たい番組をスケジュール登録すると、放送前にアラームで通知する機能なども利用可能。いずれのサービスも情報料無料で提供される。なお、同アプリは、FOMA 900iシリーズ、506iシリーズなどでもダウンロードすることで順次利用できるようになる予定だ。

 アプリケーション関連ではこのほか、外部から取り込まれるアプリやデータに対し、端末動作に問題を引き起こす可能性があるかどうか自動的に検出する「セキュリティスキャン」機能が搭載される。11月26日に発売予定の「SH901iC」では、現状で悪意のあるプログラムは発見されていないため、定義ファイルが空の状態で発売される予定。

 Flash機能も拡充され、端末の電池残量や電波状況、時計などをFlashコンテンツから取得できるようになる。これにより、バッテリー残量や電波状況や時間に応じてFlashコンテンツを変化させることが可能となる。

 また、505iSシリーズで提供したメニューアイコンのカスタマイズ機能や、チャットメール機能なども901iシリーズでは利用可能。音楽プレーヤー機能も搭載されており、パソコンでメモリカードに保存した音楽データを携帯電話で再生できる。

 今回の「901iシリーズ」では、SH901iC、N901iC、F901iCがiモード FeliCaに対応している。901iシリーズでは、セキュリティ機能が強化されており、端末を紛失した場合に、あらかじめ登録しておいた電話番号から指定回数着信させることで端末の遠隔ロックが可能となる。こうした機能が搭載されたiモード FeliCa対応端末は、従来F901iCのみだった。

 このほか、12月1日よりFOMAの留守番電話サービスにおいて、圏外や電源OFF時に着信があったことをショートメッセージで通知する「着信通知」機能を提供する。N901iC、P901iでは、メモリダイヤルと連動して発信者の名前を表示させることが可能。また、「901iシリーズ」以降のFOMA端末では、音声通話やテレビ電話、回線交換によるデータ通信時に積算通話料金(概算)を表示させる機能なども提供される。


「セキュリティスキャン」機能 設定の有効・無効を切り替えられる 「セキュリティスキャン」機能は、セキュリティベンダーのマカフィーとの協業

カフェ&バー「PRONT」ではEdy決済に対応 トッパン・フォームズのiモード FeliCaを高級マンションの鍵にするサービス セガはアミューズメント施設でEdy決済を拡大


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1117.html
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1117a.html

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(津田 啓夢)
2004/11/17 19:25

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