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指紋認証センサー搭載の「F901iC」

F901iC

 左からスプラッシュブルー、カーボンブラック、ブリーズホワイト
 iモード FeliCa対応機種である「F901iC」は、指紋認証センサーを搭載した富士通製端末。ユーザーのプライバシーを守れる「プライバシーモード」では、iアプリを起動しないように設定できるほか、iモーションや画像、スケジュール帳の内容も隠せるようになっている。

 メインディスプレイは、約2.4インチ、240×320ドット(QVGAサイズ)、262,144色表示の全透過型TFT液晶で、背面のサブディスプレイは約1.0インチ、96×96ドット、65,536色表示の有機EL。外側に有効画素数204万画素(記録画素数200万画素)のCCDカメラ、内側に有効画素数32万画素(記録画素数31万画素)のCMOSカメラを搭載。また、miniSDカードスロットが用意されている。

 背面ディスプレイとヒンジの間は、やや盛り上がった形状となっており、ここに外側カメラやツインステレオスピーカーを搭載している。デザイン面では、「F900i」や「F900iC」よりも鋭さが伝わる仕上がりで、全体的なコンセプトとして「F901iCはハイスペックな端末。そういった機器を使うユーザーがアクティブに使うということから“スポーティ”をイメージした」(担当者)という。

 最大30fpsの動画撮影に対応しているほか、着モーションを背面のサブディスプレイで再生したり、メモリカード上の音楽ファイルを再生するミュージックプレーヤー機能を閉じたまま操作したりできるようになっている。閉じたまま再生すると、背面ディスプレイには、再生中のファイルの名称が表示される。

 大きさは105×51×28mm(高×幅×厚)で、重さは129g以下。連続待受時間は570時間以上、連続通話時間は160分以上、連続テレビ電話時間は100分以上。ボディカラーはスプラッシュブルー、カーボンブラック、ブリーズホワイトの3色。

 パッケージには、USBポートを備えたクレードル機能付き充電台が同梱され、専用ソフトを介して、アルバム作成や写真の編集などが可能な「パーソナルリンク」機能が利用できる。同機能では音楽ファイルの転送も可能。音楽ファイルがAAC形式であれば、「iTunes」などのソフトウェアでminiSDカードに書き込んでも利用できる。

 901iシリーズの共通機能として、3Dサウンド再生や最大500KBの着モーション・着うた、最大100KBの着信メロディ、メール送信で最大500KBのファイル添付に対応しているほか、セキュリティチェック機能などが搭載されている。


閉じたところ
端末を開いたところ

「スポーティ」をコンセプトにしたデザイン 本体右サイド 本体左サイド

キー配列 背面。バッテリカバーにFeliCa対応を示すロゴマーク 有効画素数204万画素(記録画素数200万画素)のCCDカメラ。「F901iC」と記された部分の左右にスピーカー

有効画素数32万画素(記録画素数31万画素)のCMOSカメラ メインメニュー メニュー第2階層。これは「設定」メニュー

選択したアイコンにフォーカスしたままだと、説明文が表示される 音楽データの再生画面 閉じた状態でも再生可能、背面ディスプレイにはファイル名が表示される


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1117-2.html
  製品情報
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/foma/901i/f901ic/

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(関口 聖)
2004/11/17 15:35

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