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日立、「愛・地球博」向け携帯情報端末を披露
今回披露された携帯情報端末
日立製作所は、2005年3月から愛知県で開催される「2005年日本国際博覧会(愛称:愛・地球博)」に出展する同社グループ館の説明会を開催した。会場内で来場者に渡される携帯情報端末や燃料電池が披露された。
今回の博覧会において、同社は「ユビキタス社会の実現をエンターテイメントで体感」できることを大きなコンセプトとして掲げており、同社技術で絶滅が危惧される動物などを再現し、触れあえるスペースを用意する。総事業費は40億円。
会場内では、希少動物の紹介コーナーが設けられるほか、4人乗りの専用車両(ライド)に乗車して、動物たちとバーチャルリアリティ技術によって触れあう。来場者にはスコープと携帯センサーが手渡され、会場内を進むことでさまざまな希少動物の生態を学べる。
来年現地に設営される日立グループ館
出展コンセプト
会場図と構成
メインの演出は4人乗りのライドで楽しむ
携帯情報端末(右)と燃料カートリッジ(左)
ファンはなく、自然排気となっている
会場内で用いられる携帯情報端末は、携帯型DVDプレーヤーのような形状で、3.5インチの液晶ディスプレイを装備し、「A」「B」と選択ボタンが2つだけ用意されたシンプルなデザイン。コンテンツを格納する記憶媒体として、小型ハードディスクドライブ「iVDR mini」が用いられるが、本機器では取り外しはできない。会場では500台用意され、「携帯向けとしては当社初の実用化」(日立担当者)という携帯機器向けメタノール燃料電池で駆動する。燃料は希釈メタノールで、端末左部に装着するカートリッジの容量は5cc。
会場は1日あたり13時間オープンする予定で、燃料カートリッジは1時間間隔で交換されるという。ただし、全コーナーあわせて30分程度の内容とのことで、来場者が持っている間はカートリッジを交換することなく利用できるという。なお、起動時や「iVDR mini」の急な動きに対応するため、リチウムイオン電池も内蔵されている。
また端末内には、同社のRFID(無線ICタグ)技術である「ミューチップ」のリーダーも搭載されており、来場者の名前や顔写真を登録しておくことで、大人向けあるいは子供向けなど、各自にあわせたコンテンツが会場内で案内される。なお同機器のCPUは「SH-Mobile」で、OSはITRONとなっている。
5ccの燃料カートリッジ
端末左部に装着する
燃料電池の概要
ポストショーの概要
会場から出る前には、“ポストショー”と呼ばれるコーナーが用意される。会場内での内容を追体験できるほか、欲しい情報だけを呼び出せるという開発中の装置「ユビキタスディスプレイ」が設置される。同ディスプレイは、通常ポスターなどの内容を表示しているが、来場者が近づくと各自にあわせた情報が提示される。
メイン展示を見る際には、スコープと携帯センサーが渡される
スコープとセンサーの利用イメージ
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URL
ニュースリリース(愛・地球博出展について)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/11/1111a.html
ニュースリリース(携帯情報端末について)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/11/1111b.html
(関口 聖)
2004/11/11 15:55
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ケータイWatch編集部
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