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NTTドコモは、米IBM、米インテルと共同研究を行なってきたモバイル機器向けのセキュリティ技術「Trusted Mobile Platform」の技術仕様第1版を策定し、27日より公開した。 「Trusted Mobile Platform」は、3社が2002年12月より共同研究を重ねてきたモバイル機器向けのセキュリティ技術。この技術仕様を採用した携帯電話やPDAが登場することで、ソフトウェアを悪用したアタックやウィルスなどを検出し、安全にモバイル機器を保護できるとしている。 仕様は、OSなどの入れ替えや書き換えを検出する「改ざん検出」、悪意をもったアプリケーションが通常のアプリケーションへ干渉するのを防ぐ「アクセス・コントロール」などからなる「安全性確保機構」と、認証・管理プロトコルで構成。目的や用途に合わせてセキュリティレベルが設定できるように策定されている。 なお、今回の技術仕様公開は、業界よりフィードバックを受けることを目的としたもの。フィードバックを受けて今後改訂される見込みだが、ドコモ端末での採用など具体的なビジネス展開については未定としている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1027a.html （津田 啓夢） 2004/10/27 16:07 | ||||||
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