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「そう来るか京セラ」、A1403KのCM発表会に長渕 剛が登場

画面右から、北村 龍平氏、長渕 剛氏、京セラ 代表取締役社長の西口 泰夫氏、京セラ 執行役員 移動体通信機器統括事業部長の山本 康行氏

放送されるテレビCMの一場面
 京セラは、10月27日以降に発売予定のau端末「A1403K」のテレビCMを11月1日より全国で放送する。これに伴って26日、CM発表会を開催、CMに出演する長渕 剛氏や、CM監督を務めた北村 龍平氏、京セラ 代表取締役社長の西口 泰夫氏らが出席し、CMを初公開した。

 京セラは、2002年から「The New Value Frotier」という目標を掲げ事業を展開している。同社では京セラブランドの認知度向上を図るため、アーティストの長渕 剛氏をCMキャラクターとして起用。今回、その第1弾として10月27日以降にauから発売される「A1403K」のテレビCMに長渕 剛氏が登場する。なお、CMに長渕氏が登場するのは今回が初めて。

 放送される「シークレットライブ篇」は、疾走する長渕氏に気付いた若者たちが長渕氏を追いかけ、その先の屋外ライブステージで長渕氏のライブがスタートするというもの。最後に長渕氏が「1403K」を手にして、「そう来るか京セラ」と語る。また、CMで採用される楽曲「金色のライオン」は、CMの企画から携わった長渕氏が企画段階で書き下ろしたもので、12月1日よりCDも発売される。

 なお、CM監督は映画「あずみ」「スカイハイ」などで話題を呼んだ北村 龍平氏が担当した。北村氏がCMを手がけるのも今回初となる。

 発表会ではまず、京セラの西口社長が登場。長渕氏のCM起用の経緯などを語った。今回のCM起用は、長渕氏が8月に桜島で行なった9時間に渡るオールナイトコンサートに京セラが協賛したことに端を発する。長渕氏や北村氏について西口社長は、「京セラを理解してくれてCMを作ってくれた。本当にありがたい。単なるCMではなく、映画的な意味合いを含めてアピールしていきたい」とした。


CMに積極的に参加した長渕氏
 続いて長渕氏は、独特のオーラで会場を長渕色に染めながら、CM撮影に対してコメント。

 「楽しかった。仕事というのは出会い。画一化されてシステマティックになった世の中でもそれが大事だと思う。稲盛会長(京セラの現名誉会長の稲盛 和夫氏)との出会いもそういう出会いだった。利益だけでなく、良いものを提供しようとし、その根底に流れる仏教的なものに、我々が忘れてしまった基本的な精神がある。稲盛会長の理念に共感した」(長渕氏)。また、CMに企画段階から参加したことについては、「その辺にあるようなダサいものではなく、いいものを作ろうと取り組んだ。クリエイティブの世界は龍平監督にまかせた」とのこと。

 さらに、CMで使われる楽曲「金色のライオン」について話しが及ぶと、「物づくりにはきっかけが必要。今回、企業の素晴らしい理念を持った方たちと火花を散らし、クリエイティブでは龍平監督とも火花を散らした。アフリカのライオンは、やたらめったら殺すのではなく、1匹に集中して獲物を狙う。我々が忘れている野生性をもう一度取り戻そうじゃないかと思って作った」とした。

 これに対し、公私ともに長渕氏と親交のある北村監督は、「何かしら惚れ込まない限り作品は作れない。『The New Value Frotier』と長渕を組み合わせると、やはり走り続けないといけいないと思った。『Keep on running』と当初から剛に感じていた青空のイメージが必要だった」とした。このほか、今回のCMについて、「長渕剛の作品であり、僕自身の作品でもある。単なるCMでは終わらない京セラにずっと残る作品にしなければならない」と述べており、撮影は北村氏が映画スタッフを起用したことを明かした。なお、同氏は現在、映画「ゴジラ FINAL WARS」を手がけているが、長渕氏については「それよりも恐い怪獣。長渕剛といっしょに何かをやるということは限りがないこと」と表現していた。

 発表会では多数の質問が寄せられた。長渕氏は携帯電話に対するイメージを聞かれると、「次から次に新しいものが出てくる。保守的なところもたくさんあるが何かをやっていくときに頑固な人間にはなりたくない。新しいものは結構好きです」と語った。同氏はauの端末を使用しており、EZwebのメールより、Cメールの方をよく利用するという。限られた文字数で送信するため勉強になると語った長渕氏は、なんと涙マークの絵文字なども使うという。また、北村監督ともメールのやりとりを行なうとのことで、北村氏は長渕氏が16連発のCメールを送ってきたことがあったと話した。短い文章のCメールでも、長渕剛の作品になっているという。

 なお、発表会では、今回のCMのほかに別バージョンのCMもあることが明らかにされた。具体的な放送時期などは明かされなかったが、さらに長渕氏にスポットが当たったものだという。


固い握手を交わす長渕氏と北村氏 独特のオーラを放つ長渕氏 会場では端末を持ったコンパニオンも製品をアピール


URL
  ニュースリリース
  http://www.kyocera.co.jp/news/2004/1004.html

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(津田 啓夢)
2004/10/26 15:12

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