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「Nokia 6630」は、130万画素のCMOSカメラを搭載したW-CDMA/GSMデュアルネットワーク対応端末。専用ソフト「Nokia PC Suite」を介してパソコン内の予定表などとデータを同期できる機能や、Bluetooth機能、付け替えカバー「Nokia Xpress-on Cover」をサポート。また、POP3/SMTPでのパソコン向けEメールが利用できる。 同端末は、6月に海外市場向けに発表され、年内にもボーダフォン向けVGS端末「Vodafone 702NK」として登場する予定。ノキア・ジャパンでは、今回日本向けに発表することによって、どのキャリアでも利用できる“スタンダードモデル”を2005年初頭にも国内販売することを明らかにした。 ボーダフォン向けモデルである「Vodafone 702NK」は、ボーダフォンが提供するSMSやボーダフォンライブ！といったサービスが利用可能。一方、ノキア・ジャパンが直営ショップなどで販売する“スタンダードモデル”は、どのキャリアのUIM/SIMカードでも利用でき、海外に長期滞在する場合は現地の通信事業者と契約可能。機能面では、音楽再生機能対応などの違いがある。 説明会において、「Nokia 6630」のプレゼンテーションを行なった同社 マーケティング部ディレクターの鈴木 雅宣氏は、同端末向けにWordやExcelのデータを端末上で閲覧できる「ドキュメントビューワー」を無償提供する方針や、Bluetooth対応のヘッドセット、「Nokia 6630」でテレビ電話機能を利用できるようにする専用スタンドを紹介。 また、ノキア・ジャパン 代表取締役社長のヘイッキ・テンフネン氏は、「今回のNokia 6630は、日本向けとしては初のマス・マーケット向け3G端末だ」と同端末の位置付けを説明。同氏は、「日本での戦略は、ニーズに対して焦点を絞ること、高品質な製品を提供すること、そしてブランドの構築」と述べ、同端末を皮切りに、日本市場におけるブランド力強化に努めていくとの意向を示した。 “スタンダードモデル”の価格はオープンプライス。店頭予想価格は未定だが、同社によれば、これまで販売されてきたノキア製端末と同レベルの価格帯になるとのこと。今年6月に発売されたリーフ型の「Nokia 7600」は、74,000円弱で発売されており、今回の「Nokia 6630」も国内の一般的な携帯電話の価格と比べれば、やや高めの水準になると見られる。 会場では、「Nokia 6630」向けの着せ替えカバーやテレビ電話用スタンドに加えて、海外市場向けGSM端末などが展示されていた。
■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.nokia.co.jp/about/release_041019.shtml 製品情報 http://www.nokia.co.jp/phones/n6630/ ■ 関連記事 ・ パソコンと連携可能なストレート型ノキア製端末「Vodafone 702NK」 ・ ノキア、GSM/EDGE/W-CDMA対応のメガピクセル携帯「Nokia 6630」 （関口 聖） 2004/10/19 18:53 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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