| ||||||
|
NTTドコモは、NTT東日本およびNTT西日本が9月21日に発表した交換機不具合により、携帯電話・PHSの通話で誤接続の可能性があったと発表した。同社では、該当事象に心当たりがあるかユーザーに呼びかけ、専用窓口で申し出を受け付ける。 NTT東西によれば、ネットワーク内に設置している交換機の不具合により、固定電話・ISDNサービスから電話をかけた際に、本来かけた相手とは異なる先に繋がってしまう可能性があったというもの。同事象は、昨年11月に大阪エリアのユーザーから申告があり、その後両社では原因究明を行なってきた。 誤接続の発生条件は、交換機のトラフィックが高い状況において、ユーザーAからユーザーXに電話したものの、すぐに切断し、それと同時にユーザーBがユーザーYに電話すると、BからXに電話が繋がるというもの。既に両社では、7月下旬から8月上旬にかけて全交換機に対策プログラムを導入しており、その後、同事象は確認されていないという。 NTTドコモでは、同事象の発生を受けて、携帯電話・PHSからの通話において、誤接続が発生していた可能性があると発表。専用窓口を設けて、同事象により通話料が発生している場合に、料金返還など個別対応を行なう。 なお、KDDIおよびボーダフォンは、「当社の端末から発信した場合、本事象は発生しない」と説明。またDDIポケットは「同事象が発生した可能性はあるが、今のところ確認されていない。もし発生していれば、最寄のショップや窓口に問い合わせしてもらえれば、個別対応する」としている。 ■ ＵＲＬ NTTドコモ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1018b.html NTT東日本 ニュースリリース http://www.ntt-east.co.jp/release/0409/040921.html NTT西日本 ニュースリリース http://www.ntt-west.co.jp/news/0409/040921.html （関口 聖） 2004/10/18 17:01 | ||||||
|
