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ドコモ、「ビジネスプラン」で1年以上に渡る誤請求

 NTTドコモは、ムーバ向けの法人向け料金プラン「ビジネスプラン」のユーザーの一部に誤請求があったことを明らかにした。

 今回の事象は、「ビジネスプラン」のユーザーが日付をまたいで連続4時間以上通話を行なうと、過大請求されてしまう場合があるというもの。原因は交換機のソフトウェア不具合によるものだが、設計段階でのミスとなるため、ドコモでは同不具合の改善時期を2005年3月頃としており、誤請求の発生時期も2003年10月1日以降と、1年以上に渡って不具合の可能性があったことを明らかにしている。

 なお、不具合が改善される2005年3月頃までは、引き続き同事象が発生する可能性があるが、ドコモでは今回の事象を非常にまれな事象としている。現時点で全国で35人が対象で、過大請求した金額は総額でも4,515円と試算。これは、ビジネスプランが昼間中心に利用する法人向け料金プランのため、昨年度1カ月あたりのビジネスプランの平均通話時間は2時間程度となっており、日付をまたいで4時間以上通話するユーザーはそれほど多くないという。

 ドコモでは、対象となるユーザーへ状況を個別に伝え、同社が利用記録を保存している2004年5月11日~8月31日にかけての誤請求分は、10月の請求書(9月の利用分)から差し引くことで返還する。利用記録のない2003年10月1日~2004年5月10日に関しては、利用記録が保存されている期間の利用状況から推計して返還されるとのこと。

 なお記録のない期間に、ドコモの推計より多く誤請求があったとするユーザーは、自分で申告することで、個別確認のうえ返金処理される。また、不具合が改善されるまでの間に今回の事象が発生した場合、同社ではその都度個別に連絡し、ユーザーに対応を報告するとのこと。



URL
  お知らせ
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/customer/caution/200410801.html


(津田 啓夢)
2004/10/08 17:51

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