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NECエレ、Linux対応の携帯向けアプリケーションプロセッサ
MP211
NECエレクトロニクスは、地上デジタル放送の受信などを低消費電力で実現する3つのCPUを搭載した携帯電話向けアプリケーションプロセッサ「MP211」を開発した。
「MP211」は、CPUコアに英ARM社CPU「ARM9」を3機並列で搭載し、利用するアプリケーションに応じてCPUの割付が行なえるLinux OS対応の携帯向けアプリケーションプロセッサ。3つのCPUのほか、DSP、640KBのメモリなどで構成される。消費電力は、もっとも負荷がかかる映像再生で100mA程度。
従来1つのCPUで動作していたソフトをそのまま利用できるため、ソフトウェアの開発工数が削減できる。基本機能を1つのCPUに任せて、地上デジタル放送やテレビ電話といった映像・音声処理を残りのCPUとDSPに割り振るなど、3つのCPUの役割をソフトごとに割り当てることが可能。端末メーカーは、新端末を開発する際に従来の機能を1つのCPUで動作させ、追加したソフトだけを別のCPUに実装することで、新規ソフトに集中する不具合検証が容易になるという。
同社ではまず、2005年1月より「MP211」を地上デジタル放送対応の携帯電話向けソリューションとして展開する。Linuxプラットフォームのため、最終的にはデジタル家電やカーナビなどにも展開していきたいという。
発表会では、携帯電話向け地上デジタル放送で採用されるH.264形式の映像再生や、CPU1つで構成される従来型のアプリケーションプロセッサと、「MP211」での映像品質の差をデモンストレーション。従来型では、文字情報が更新されるたびに映像が一旦途切れていたが、「MP211」ではスムーズに再生されていた。
従来よりアプリケーションの検証が容易になるという
MP211の構成
H.264の映像をデモンストレーション
1つのCPUでは、ストリーミング中に映像や音声が途切れていたが、「MP211」では途切れることなくスムーズな再生が行なわれた
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URL
ニュースリリース
http://www.necel.com/ja/news/archive/0409/2701.html
(津田 啓夢)
2004/09/27 17:09
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