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ボーダフォン、W-CDMA方式の新端末7モデルを発表
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ボーダフォンは、ボーダフォングループ共通仕様の第3世代携帯電話として、日本向けに「Vodafone 902/802/702」シリーズ7機種を発表した。
発表されたのは、シャープ製の「Vodafone 902SH」「Vodafone 802SH」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Vodafone 802SE」、NEC製の「Vodafone 802N」、ノキア製の「Vodafone 802NK」、モトローラ製の「Vodafone 702MO」「Vodafone 702sMO」の7モデル。うち「Vodafone 802N」以外の6機種はW-CDMA方式とGSM方式とのコンバージェンスモデルとなり、欧州でも日本と同時期に発売される見込み。今回発表された7機種は、11月～12月の年末を目処に発売される予定。
発表された端末は、ボーダフォングループ共通仕様として、ウェブサービスにWAP2.0、メールにMMSを採用する。これにより、今後、国際間で各種サービスを受けることができるようになる。また、各種データ容量の制限が引き上げられ、メッセージの送受信可能サイズは最大300KB、ウェブを閲覧している際の表示サイズは最大300KBに、ファイルダウンロードが可能なサイズも最大約2MBまで拡大される。また動画ストリーミングなどにも対応するほか、国際TVコールサービスにも対応する。
Vアプリのアプリケーションサイズは従来の256KB（VGS端末は100KB）から最大1MBまで拡張。Vアプリプラットフォームとしてボーダフォングループ共通の、MIDP2.0準拠のJavaプラットフォーム「VFX」を搭載する。
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左から902SH/802SE/802SH/802N/702NK/702MO/702sMO
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左から902SH/802SE/802SH/802N/702NK/702MO/702sMO
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ボーダフォン ターミナルマネジメント部 森 一幸氏
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22日には都内で記者発会が行なわれ、共通仕様の説明や各端末の概要が明らかにされた。説明にあたったボーダフォン ターミナルマネジメント部の森 一幸氏は、「今回の7機種は競争力のある端末。今後、3Gに本格的にシフトしていきたい」と語るとともに「今回の7機種以降についても現在準備を進めている」とし、同社が3Gへシフトしていく方針をアピールした。また、「ボーダフォングループとして、ボーダフォンライブ！の操作感にもグループ共通の統一感を持たせたい」とし、端末共通仕様に加え、ボーダフォンライブ！の操作体系についても標準となる操作方法を提案していくとした。さらに、各メーカーでバラバラな端末内のメニューについてもアイコンを付けるなどし、テイストを統一するなどして、「端末間を乗換えたユーザーにも混乱が少なくなるようにしていきたい」とした。
今回発表された7機種では、端末で扱えるデータ容量が拡張され、パケット代高騰への懸念が予想されるが、パケット料金定額制については「現段階では検討素材の1つ」（同社広報部）とするにとどまった。また、Vアプリの方式が従来のJSCLからVFXに変更されたことについては、シャープ、NECの端末についてはJSCLとVFXに両対応し、その他のメーカーの端末はVFXのみに対応するとのこと。VFXのみを搭載する端末で、これまで提供されているボーダフォンライブ！のコンテンツを利用するには、コンテンツプロバイダー側で一部改修が必要な部分があるとのことで、現在この作業を進めている最中という。
発表会では、7機種について店頭予想価格などは明らかにされなかったが、通常の国内向け端末と同じインセンティブを含んだ販売スタイルになるとのこと。
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新機種でMMSとWAP2.0に対応
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各種データ容量が拡大された
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■ ＵＲＬ
ニュースリリース
http://www.vodafone.jp/japanese/release_detail/20040922/20040922.html
（津田 啓夢, 太田 亮三）
2004/09/22 15:19
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