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富士写真フイルムとNTTデータは、カメラ付き携帯電話で撮影した画像のプリント事業や、広告メディア事業を行なう新会社「メディアピックス」を9月17日に設立した。10月1日より営業を開始する。 新会社では、富士フイルムグループの写真プリントノウハウを活かし、カメラ付き携帯電話で撮影した画像のプリントおよび宅配サービス、そしてプリントをメディアととらえた広告事業など行なう。資本金は約2億円で、出資比率は富士写真フイルムが51％、NTT49％。代表取締役社長には富士写真フイルムより浅井尚氏が就任した。 新会社で展開するサービス「とくプリ」は、カメラ付き携帯電話で撮影した画像をメールで送ると、1カ月に2回、合計10枚の画像を定期的に写真プリント、宅配するというもの。送信された画像はサーバーに保存され、ネットワークメモリとしても活用できる。 ユーザーは、最初に住所などの必要事項を入力するだけで利用可能で、利用料は月額300円程度となる見込み。なお、宅配されるプリントには、ユーザーの登録情報を元に広告主のターゲットとマッチした広告画像が挿入される。広告を挿入することで、月額300円の低料金を実現するという。 また、「とくプリ」のシステムをASP提供する「タダプリ」も展開。こちらはシステムを広告主に提供するサービスで、自社プロモーションなどに広告挿入型のプリントサービスを利用できる。 なお、プリントは富士フイルムグループのフジカラーイメージングが担当し、システム構築などはNTTデータが行なう。メディアピックスでは、今後5年間で30億円の売上げを目指すとしている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj1259.html （津田 啓夢） 2004/09/17 17:47 | ||||||
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