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「PEG-VZ90」は、有機ELディスプレイを搭載し、動画や静止画などの映像機能の充実が図られた新CLIE端末。横型480×320ドット、65,536色表示の有機ELディスプレイを装備し、端末をスライドさせると露出するディスクジョグでAVコンテンツの操作性を向上。CPUはソニーHandheld Engine 123MHz、読み出し用メモリは95MB（ユーザー領域）でRAMは64MB（ユーザー領域は40MB）となる。OSは日本語版Palm OS 5。 また、端末にはメモリースティックスロットのほか、CFカードスロットも装備。CFカードにAVコンテンツを保存できるほか、DDIポケットのセイコーインスツル製PHSデータ通信カード「AH-S405C」（別売）を利用すればWebブラウジングも行なえる。ブラウザは「NetFront v3.1 for CLIE」。さらに、IEEE802.11b準拠の無線LANモジュールも内蔵されており、アクセスポイントのスキャン機能や、自動選択機能などが利用できる。 動画はCLIE MP4形式で再生され、付属のソフト「Image Conberter 2 for CLIE MP4」を利用すれば対応形式に変換できる。また、音楽プレーヤーとしても利用可能で、メモリカードに記録されたATRAC3やMP3形式のファイルを再生できる。 このほか、動画や音楽、静止画などの各コンテンツを分類し一覧表示する「メディアランチャー」といったソフトウェアも新開発された。予定表やアドレス管理など電手帳機能も見直されている。文字の入力方式などは従来と変化はなく、スタイラスを利用する。 バッテリーは内蔵型のリチウムイオンポリマー充電池で、利用方法によってバッテリーの持続時間は異なる。PIM機能を利用した場合に約18日間、動画連続再生時に約4時間、音楽連続再生時に約42時間、無線LANやデータ通信カードでの通信時に約3時間となる。 大きさは約109×87×23mmで、重さが約270g。パッケージには専用キャリングケースなども同梱される。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200409/09-0914/ （津田 啓夢） 2004/09/14 15:04 | ||||||
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