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ウィズコム ジャパンは印刷された文字を読み取るタイプのペン型電子辞書「Quicktionary II」を発表した。5月末よりインターネット通販で、6月下旬より小売店でそれぞれ販売される。価格は2万4800円。
同製品はOCRで英単語を読み取り、訳語を液晶に表示させるというもの。SIIなどが販売していた従来製品Quicktionaryに比べて処理速度や精度が向上し、アップグレードキットを用いてPCと接続し、Quicktionary IIのソフトウェアを書き換えることも可能になった。これにより、英語→日本語に限らず、英語→中国語、英語→ヘブライ語など22カ国語の辞書や専門用語辞書を使用することができる。
また、現在は読み取れるのは英語だけであるが、今秋にはソフトウェアの書き換えにより、日本語の読み取りにも対応するという。ただし、その際には本体メモリーの増設が必要となる。
なお、Quicktionary IIは現在発売されているQuickLinkPenとハードウェア的には同等で、ソフトウェアの書き換えでQuickLinkPenをQuicktionary IIに、またはその逆にすることもできる。
現在のところ、Windows 95/98/NTとの接続が可能だが、将来的にはMac OS、Palm OS、Windows CEとの接続もできるようになる予定。また、携帯電話との接続技術についても開発中で、ブルートゥースを搭載したQuicktionaryも検討しているという。
■ URL
ウィズコム ジャパンのホームページ
http://www.wizcomjapan.com/
(白根 雅彦)
2000/04/17 17:34
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