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第2四半期の世界携帯販売台数、前年同期比35%増に

 ガートナー ジャパンは、2004年第2四半期(4月~6月期)における世界の携帯電話販売台数の調査結果を発表した。総販売台数は前年同期と比べて、35%増の1億5,638万台を記録している。

 メーカー別シェアを見れば、1位となったのは29.7%占めたノキア。前年同期のシェア35.6%から大幅に落ち込んではいるが、引き続きトップを守っており、前期である第1四半期からは0.8ポイントのシェア拡大を達成している。2位は15.8%のモトローラで、前年同期よりも1.3ポイント増加しているが、前期からは0.6ポイント減となった。

 3位はサムスンで、シェアは12.1%。ガートナーでは今後、モトローラとサムスンの間で2位争いが激しくなると予測している。なお4位以下は、シーメンス(6.9%)、ソニー・エリクソン(6.6%)、LG(6.0%)となっている。日本メーカーは、パナソニック モバイルコミュニケーションズが7位、京セラが8位、NECが9位で、前期7位だったNECが他の2社に追い抜かれた格好だ。

 次期以降における販売台数の推移について、ガートナーでは「年間では6億2,000万台に達する。好調を持続すれば6億5,000万台を突破する可能性もある」としながらも、もし6億5,000万台を達成すれば、2005年には需要が縮小し、在庫過多のメーカーも現われると市場全体が悪化する可能性があると指摘している。




URL
  プレスリリース(PDF形式)
  http://www.gartner.co.jp/press/pr20040906-01.pdf

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(関口 聖)
2004/09/06 14:31

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