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元ドコモ副社長の津田氏がボーダフォンに入社、12月から新社長に
ボーダフォンの赤い社章を胸に付けて登壇する津田志郎氏
「津田氏に何年も前から注目していた」というJ.ブライアン・クラーク氏
ボーダフォンホールディングス(ボーダフォンHD)とボーダフォンは、2004年12月1日付けで津田志郎氏を代表執行役社長兼CEOに任命すると発表した。津田氏は社長就任に先立ち、8月16日付けで両社の執行役に就任する。
津田氏は、1970年日本電信電話公社(現NTT)に入社。1990年に同社移動体通信事業部担当部長に就任、以後1992年のNTT移動通信網株式会社(現NTTドコモ)設立や、1999年のiモードサービス、2001年のFOMAサービスなど新サービス開始の際は中心的な役割を担ってきたという。2001年11月に代表取締役副社長に就任し、2004年6月には社長交代にともない副社長を退任。新たにドコモエンジニアリングの代表取締役社長に就任した。
6月からボーダフォンHDとボーダフォンの代表取締役社長を暫定的に務めていたJ.ブライアン・クラーク氏は、「ボーダフォンの次期社長としては、日本の市場に対する深い洞察力を持った日本人で、3G技術に深い造詣があり、国際的にも著名な人物を探していた」とコメント。津田氏については、「条件に適合しており、何年も前から注目していた。社長として最有力候補だった」ことを明らかにした。
クラーク氏によれば、津田氏とはクラーク氏本人がコンタクトをとったという。津田氏は「6月ごろから打診されていたが、決断にはギリギリまで時間をかけた」とコメント。実際にドコモエンジニアリングに辞表を提出したのは8月12日だったとしている。
記者会見では、「ドコモの次期社長とも目されていたが、新社長には中村維夫氏が就任した。そのことに対する“意趣返し”ではないか」という質問も出たが、津田氏は「会社設立から関わっており、ドコモへの愛着は変わらない。意趣返しではなく、ボーダフォンに貢献できると考えた」と回答。「役員やスタッフの移動体通信に対する熱意、私自身に対する高い評価、ボーダフォンの成長に貢献する余地がまだあることの3点が社長就任を決断した理由だ」と述べた。また、「ドコモの中村社長とは異なり、私は技術畑の人間。通信事業者はテクノロジーを無視した経営はできない」と通信事業者における技術動向の重要性を強調。「今後の技術動向を推測した上で適切に経営の舵取りをしていく」という。
津田氏は今後、ボーダフォンの経営状況について学び、12月1日には正式に社長に就任する。「“事業は人なり”。どのようなサービスであれ、スタッフのモチベーションによって周囲の評価は変わってくるものだ。課題は多いがビジネスチャンスと捉え、全社一丸となってより良いサービスを提供していきたい」と意気込みを示した。
がっちりと握手する津田氏(左)とクラーク氏
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URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.vodafone.jp/japanese/release/2004/040816.pdf
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(鷹木 創)
2004/08/16 19:11
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